赤ロムの中古スマホとは？
2022.03.10
中古スマホの購入を検討する際に、「赤ロムの中古スマホ」という言葉を目にすることがあるかと思います。
このページでは、赤ロムの中古スマホとはなにかというところから、赤ロムの中古スマホを避けるために意識しておきたい点や購入してしまった場合の対処法、そのほか似ている言葉の意味とそれぞれの違いを説明します。
目次
赤ロムの中古スマホとは？
赤ロムの中古スマホとは？
赤ロムの中古スマホとは、何らかの理由で携帯電話会社によってネットワーク利用制限がかけられている中古スマホです。ネットワーク利用制限がかかっていると、たとえSIMカードを挿入していても通話や通信ができません。
購入した中古スマホが赤ロムの中古スマホになってしまう理由は、主に次の２つです。
- 以前の利用者が端末代を滞納した
- 盗難や詐欺等の不正な手段によって入手された端末だった
赤ロムの中古スマホとSIMロックの違いの確認
中古スマホの購入を検討する際に、「SIMロック」という言葉も目にするかと思います。一見赤ロムの中古スマホと同じ意味かと勘違いしてしまいそうですが、赤ロムとSIMロックは異なる意味を指します。
SIMロックとは、特定のSIMカード以外の利用が制限される状態を指します。一方で、赤ロムは特定のキャリア回線の利用が制限される状態を指します。
そのため、赤ロムの中古スマホを購入してしまったとしても、SIMロックが解除されていれば他のキャリア回線であれば端末を使用することは可能です。ただ、通常では赤ロムの中古スマホはSIMロックの解除を受け付けてもらえません。
赤ロムの中古スマホかどうか確認する方法
自分が購入しようとしている中古スマホが赤ロムの中古スマホかどうか確認する方法をここではみていきます。次の３ステップで行います。
- 端末識別番号を確認する
- IMEIを各社の紹介ページで検索する
- IMEI照会結果を確認する
①IMEI（端末識別番号）を確認する
中古スマホ販売店の店頭や販売店のウェブサイトなどで「IMEI（International Mobile Equipment Identifier）」と呼ばれる15桁の端末識別番号を確認し、番号を控えておきます。
すでに使用中の端末について赤ロム端末かどうか確認したい場合は、電話画面を開き「*#06#」を入力することによっても端末識別番号を表示可能です。
②IMEIを各社の照会ページで検索する
各携帯電話会社が用意しているIMEI照会ページにて、ネットワーク利用制限がかかっている端末を確認することができますので、ステップ1でメモしておいたIMEIを入力し、検索します。
参考までに、国内大手4社のIMEI照会ページへのリンクを以下に掲載します。
③IMEI照会結果を確認する
IMEIを入力すると、以下のいずれかが表示されます。✖が表示された場合は赤ロムに該当しているので、購入時には注意しましょう。
◯：ネットワーク利用制限がかかっていない
△：現在は制限がかかっていないが、今後かかる可能性がある
✖：ネットワーク利用制限がかかっている
―：そのIMEIが存在しない（入力ミス）
赤ロムの中古スマホを買ってしまったときの対処法
通話や通信ができない赤ロムの中古スマホを購入してしまった場合はどうすればよいのでしょうか。購入時にIMEIの照会をしたとしても、以前の利用者の利用状況によって意図せず赤ロムの中古スマホになってしまうこともあります。
一番適切な対処法としては、赤ロムの中古スマホになってしまった場合にレシート等を持っていくことで返金や交換対応の保証をしてくれる販売元で購入をすることです。
端末の購入の際は、傷や価格だけでなく、赤ロム保証の有無も判断基準の一つとしておきましょう。
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