自分でSIMロック解除をする方法を徹底解説!
使えるキャリアやMVNOサービスが増え、海外でも現地のプリペイドSIMが使えるようになるなど、恩恵の多いスマホのSIMロック解除。
SIMロック解除を予定している人は、自分で解除したい!という人も多いのではないでしょうか。
この記事を最後まで読むことで、「各キャリアの解除ルール」や「実際の手続き」、「費用」について知っておきましょう。
それでは、中古スマホを多数取り扱っているセカスマが以下で詳しくご紹介いたします。
中古スマホ業界歴7年、スマホ専門店を全国20店舗経営、累計97,000台のスマホを取り扱ってきた実績のある専門家。
自身で運営するスマホ修理専門メディア「リペアマン」は全国350店舗と提携。現在は中古スマホのマーケットプレイス「セカスマ」を運営し、安心・安全なリファービッシュ品の購入体験の提供を手掛ける。
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自分でSIMロック解除をする方法
各キャリアのSIMロック解除条件と解除方法をまとめました。SIMロック解除を自分で行う場合はIMEI番号と呼ばれる端末の識別番号が必要となりますので、あらかじめ準備しておくと良いでしょう。
docomo
○対象端末
- 2015年5月1日以降発売の端末
- 2011年4月1日以降発売の一部端末
○解除条件
- 購入代金を支払い済み
- 購入日から100日経過している
- 過去にSIMロック解除を行っており、その受付から100日経過している
- 支払い方法をクレジットカードに設定している
My docomoの場合
My docomoからのSIMロック解除の申し込み手順は以下のとおりです。
1.いずれかの方法で端末のIMEI番号を確認しておく
- 電話発信画面で「*#06#」と入力する
- androidの場合、設定 > 端末情報 > 端末の状態
- iPhoneの場合、設定 > 一般 > 情報
2.My docomoにアクセス
3.ドコモオンライン手続きをクリックし、「SIMロック解除 → お手続きへ」の順で進む
4.IDとパスワードを入力してMy docomoにログイン
5.IMEI番号を入力し、「次へ」をクリック
6.注意事項などをチェックして、「手続きを完了する」をクリックすると申し込み完了
ドコモショップの場合
ドコモショップ店頭での手続きを行う場合は、SIMロック解除を希望する端末本体と、本人確認書類の持参が必要です。顔写真の付いていない本人確認書類しかなくても、健康保険証であれば補助書類は必要ありません。
なお、2011年4月〜2015年4月に発売された機種の場合、ドコモショップのみでの受付となり、機種種別にかかわらず、SIMロック解除手数料3,300円(税込)が必要となります。
電話の場合
2015年5月以降発売の機種である場合、電話からの手続きも可能です。ドコモの携帯電話からは「151」、それ以外の一般電話からは「0120-800-000」から窓口につながります。受付時間は午前9時〜午後8時までです。
暗証番号やdアカウントのパスワードを求められることもあるため、手元に用意をしておきましょう。電話で手続きをする場合も、SIMロック解除手数料として3,300円(税込)が発生します。
au
○対象端末
2015年4月23日以降に発売された端末
○解除条件
- 購入代金を支払い済み
- 購入日を1日目として101日経っていること
- ネットワークの利用制限などを受けていないこと
- 支払い方法をクレジットカードに設定している
My auの場合
My auからのSIMロック解除の申し込み手順は以下のとおりです。
1,いずれかの方法で端末のIMEI番号を確認しておく
- 電話発信画面で「*#06#」と入力する
- androidの場合、設定 > 端末情報 > 端末の状態
- iPhoneの場合、設定 > 一般 > 情報
2.My auのSIMロック解除可否判定ページへアクセス、IMEI番号を入力後、判定をクリック
3.判定結果が「〇」であれば、「こちらからお手続き」のリンクをクリックして進む
4.表示されている電話番号や機種名が合っていることを確認し、選択をクリック
5.契約時に設定している4桁の暗証番号を入力し、次へをクリック
6.注意事項や解除理由などをチェックボックスで確認していき、「この内容で申し込む」をクリックで完了
auショップの場合
auショップでSIMロック解除を行う場合は、SIMロック解除を行う端末と免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類、手数料3,300円(税込)を用意して申し込みます。auのSIMロック解除は、Webサイトとショップから行うことが可能ですが、ショップの場合のみ手数料が3,300円かかってしまいます。
ショップの店員さんにサポートを受けたいなどの特別な理由がない限りは、My auから自分でSIMロック解除を行うのをおすすめします。中古端末に関してはショップのみの対応となります。
Softbank
○対象端末
- 2015年5月1日以降発売の端末
- 2011年8月17日以降発売の一部端末
○解除条件
- 購入代金を支払い済み
- 購入日から100日経過している
- 過去にSIMロック解除を行っており、その受付から100日経過している
- 支払い方法をクレジットカードに設定している
My SoftBankの場合
My SoftBankからのSIMロック解除の申し込み手順は以下のとおりです。
1.いずれかの方法で端末のIMEI番号を確認しておく
- 電話発信画面で「*#06#」と入力する
- androidの場合、設定 > 端末情報 > 端末の状態
- iPhoneの場合、設定 > 一般 > 情報
2.My SoftBankにアクセスし、携帯電話番号とパスワードを入力してログイン
3.料金プラン/オプションの確認・変更>SIMロック解除対象機種の手続き
4.IMEI番号を入力し、次へをクリック
5.注意事項を確認し、「解除手続きをする」をクリック
6.「SIMロック解除方法を見る」をクリックし、指示に従って操作を完了
ソフトバンクショップの場合
ソフトバンクショップでSIMロック解除する際に必要なものは、SIMロック解除したい端末、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類、手数料3,300円(税込)です。
ソフトバンクショップの場合、解除手数料として3,300円(税込)の費用がかかりますが、My Softbankでの手続きには、SIMロック解除手数料がかかりません。オンラインなので受付も24時間対応しています。
費用も時間もカットできるので、オンライン手続きができる対象端末ならMy Softbankでの手続きがおすすめです。
自分でSIMロックが解除できているか確認する方法
SIMロックの解除が無事終わったら、実際にSIMロックが解除できているか確認する方法もご紹介します。お使いのiPhoneとAndroidで確認する方法は以下のとおりです。
iPhoneの場合
iPhoneのSIMロックが解除されているかどうかを確認するには、 設定メニューから確認する方法があります。iPhoneがSIMロック解除済みかを確認するのは簡単です。
1.設定アプリを開き、「一般」に進みます。
2.一番上に表示されている「情報」に進みます。
3.下にスクロールしていくと「SIMロック」という項目があり、ここに「SIMロックなし」と表記されていればSIMロックは解除されています。
これだけの作業で今お使いのiPhoneにSIMロックがかけられているのかを確認することができます。
Androidの場合
Androidスマートフォンの場合、機種によってSIMロックが解除されているかを確認する方法はまちまちです。今回は一般的な方法をご紹介します。
1.設定アプリを開き、一番下にある「デバイス情報」に進みます。
2.「SIMカードステータス」をタップします。
3.一番上に表示されている「SIMロックステータス」が「許可されています」になっていれば、SIMロックは解除されています。
また、他社のSIMカードを入れてSIMロックされているか確認する方法もあります。ご家族やご友人など、他社をご利用中の方がいましたら、一時的にSIMカードを借りて指してみることで、他社のSIMカードを利用できるか、利用できないかがわかります。
ただし、機種によっては、SIMロック解除できているか表示されない場合もあるため、わからない場合は、もともとスマートフォンを取り扱っていた携帯電話会社のショップやサポートに尋ねると良いでしょう。
まとめ
スマホのSIMロック解除をすれば、原則としてどこのキャリアでも使えるようになります。キャリア選択の幅が広がり、自分に合った料金やサービスを提供するキャリアに乗り換えやすくなるのは大きなメリットといえます。
SIMロック解除手続きは、ユーザーにとってマイナスになることはありません。手続きは簡単ですし、オンラインで行えば手数料はかからないからです。
ぜひこの記事を参考に、お使いのスマホのSIMロック解除に挑戦してみてください。