中古スマホは危ない!?中古スマホの購入のメリットとデメリット
近年、新品のスマホは高額であり、分割払いをして使用するのが当たり前になっています。ですが、中古スマホであれば、新品のように高額ではなく、新作のスマホが手に入ることもあります。価格の面だけで見れば、中古スマホはコストパフォーマンスがよいといえるでしょう。しかし、中古スマホに潜む危険を知らないと、たとえ安く購入できたとしても安全に使用できない可能性があります。今回は中古スマホとその危険性について詳しくご紹介いたします。
中古スマホとは?
中古スマホとは、元々、誰かが使っていたスマホのことをいいます。中古スマホには、持ち主が新しいスマホに買い替えて売りに出されたものだけでなく、盗難など不正に手に入れられたものが取り扱われているケースもあります。中古スマホは、中古スマホを販売している店をはじめ、フリマサイトやオークションなどさまざまな形式で手に入れられます。
中古スマホを購入するメリット・デメリットとは?
中古スマホの購入には、メリットとデメリットがあります。中古スマホを購入する際には、しっかりとメリットとデメリットを理解して購入することが重要です。
中古スマホを購入するメリット
中古スマホを購入するメリットは5つあります。
メリット①:新作のスマホでも安く購入できることです。新作のスマホをそのままの価格で購入すると高額ですが、中古スマホであれば定価よりも安く購入ができます。
メリット②:は、すでに手に入らない機種が手に入ることです。気に入っていたスマホでも販売時期が終了し、新しく購入できないことは多々あります。ですが、中古スマホ市場であれば、すでに販売が終了している機種でも手に入る可能性があります。しかも、新品で購入するよりも安く購入できるといったメリットもあります。
メリット③:故障したスマホの修理代より中古スマホの方が安く購入できることです。故障の仕方や入っている保証によりますが、修理代もそれなりにかかりる場合、修理代を支払うよりも中古スマホを購入した方が安く済むことあります。
メリット④:サブのスマホとして使い勝手が良いことです。メインで使用しているスマホが故障したときの代替機として使用したり、中古スマホをスマホとして利用せずにカーナビや電子書籍用端末、音楽専用端末として使用したりすることが可能です。
メリット⑤:しっかりとした保証があることです。中古スマホを取り扱っている店によってはしっかりとした保証をつけています。ただし、フリマサイトやオークションでは保証がないので購入する際には注意が必要です。
中古スマホを購入するデメリット
中古スマホを購入するデメリットは5つあります。
デメリット①:盗品などの不正取得をされたスマホの可能性があることです。中古スマホには、正しく使用され中古スマホとして販売されているものもあれば、盗難などの不正な方法で入手されたあと、販売されているものがあります。
デメリット②:新品のスマホよりも使用できる期間が短いことです。すでに使用者がいる中古スマホは使用されている期間が新品のスマホと比べ長いです。そのため、新品のスマホよりも使用できる期間が自然と短くなってしまいます。
デメリット③:故障した際の保証がないことです。中古スマホを販売している店では赤ロムの保証はついていてもメーカーの保証をつけているわけではありません。すでにメーカー保証が切れている場合には、修理代は実費になってしまいます。中古スマホをせっかく安く買っても修理代で高くついてしまう可能性があります。
デメリット④:バッテリーの持ちが悪い可能性があることです。中古スマホによっては、すでに長期間使用されていたり、経年劣化していたりすることがあります。そのため、バッテリーの持ちが悪く、購入後、あまり時間が経っていなくても使えなくなってしまうことがあります。
デメリット⑤:付属品が不足していて使用できないことです。付属品の取り扱いがメーカーである場合は購入して対応ができますが、古い機種の場合は付属品の取り扱いがすでに終了していることがあります。付属品が不足している中古スマホを購入するときは注意が必要です。
大手キャリアスマホと比較した場合のキャリアスマホの違い、メリット・デメリットをこちらで解説しています↓
中古スマホが危ない理由① 知らないと危険な「赤ロム」とは?
赤ロムとは、盗難で不正に取得されたり、代金を延滞して手放されたりして、ネットワーク制限がかかってしまっているスマホのことをいいます。
赤ロムを購入してしまうと、少しの間は使用することができても、いずれ使用できなくなってしまいます。そして、一度ネットワーク制限がかかってしまうと、再度使用することはできません。
赤ロムはオークションなどで購入しても保証がなく、購入したことが無駄になってしまいますが、中古スマホを販売している店であれば、保証によって返金などの対応をしてもらえます。
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赤ロムを見分ける方法とは?
赤ロムを見分ける方法には、「IMEI」と呼ばれる識別番号を入手する必要があります。このIMEIを入手したら、次に「ネットワーク利用制限電話機」であるかを確認します。これはキャリアごとにIMEIの照会サイトがあるので、識別番号をそれぞれ入力し、結果を確認します。
たとえば、ソフトバンクの場合であれば、IMEIの照会サイトに15桁の識別番号を入力すると、確認ボタンが表示されます。確認ボタンを押したあとに結果が4段階で表示されます。4段階の表示は下記の通りです。
○: 利用できます(後日不正契約が認められた場合を除きます)
▲: 利用できますが、代金債務の不履行等により利用制限となる可能性があります
×: 利用制限中です
-: 製造番号が確認できません
(ソフトバンク「ネットワーク利用制限携帯電話機の確認」より引用)
このとき、○: 利用できます(後日不正契約が認められた場合を除きます)であれば、問題なく使用できますが、それ以外の場合は、赤ロムですので購入は控えましょう。
ちなみに、別記事で赤ロムの中古スマホについて詳しく解説していますのでご覧ください↓
中古スマホが危ない理由② 中古スマホのかなり危険なアプリとは?
中古スマホの中には、遠隔操作アプリがインストールされていることがあります。遠隔操作で盗撮や盗聴などさまざまなことが可能です。撮影した写真や検索履歴なども筒抜けになってしまうため、中古スマホを購入した場合は、すぐにOSの再インストールをして初期化しましょう。
「中古スマホの危ない」を回避する際の注意点チェック項目5つを紹介
中古スマホを購入するときの注意点は5つです。
① ディスプレイの割れがないか確認する
ディスプレイの割れがあると、修理が必要となるため、購入時に確認するようにしましょう。
② 赤ロムではないことを確認する
IMEIの照会サイトで赤ロムではないことを確認しましょう。
③ 赤ロムだった場合の返金・交換の保証があるか確認する
赤ロムだった場合、使用することはできなくなってしまいます。そのため、購入した中古スマホが赤ロムだった場合の保証の有無は必ず確認しましょう。
④ SIMのサイズが合うか確認する
ソフトウェアのバージョンアップができるか確認する必要があります。バージョンアップに対応していない場合、利用できないアプリなどが出てきてしまいます。
⑤ 水没していないか確認する
水没していないかの確認は、水没マークの色の変化で確認できます。
関連記事として中古スマホの危険性について詳細に解説しておりますのでよろしければご覧ください↓
まとめ
正しい知識を持って中古スマホを購入すれば、新品のスマホと同様、安心して使用できます。中古スマホは危ないと考え、危険な端末を購入しないようにしっかりと知識を持って購入をしましょう。