BlackBerry KEY2とは?徹底解説致します。
大画面スマホが主流となっている現代において、物理キーボードを搭載した独自の路線を進むBlackBerry最新スマホ「BlackBerry KEY2」が登場しました。このモデルは、シルバーが79,800円、ブラックが89,800円(いずれも税込)で販売されています。
かつてBlackBerry全盛期にユーザーとして愛用していた人々の中には、アプリの少なさや小さな画面に不満を感じ、Androidスマートフォンへと移行した方も多いでしょう。それでも、物理キーボードの使い心地が忘れられず、常にBlackBerryの動向をチェックしていた方も少なくありません。
そんな中で登場した「BlackBerry KEY2」は、最新技術と懐かしの物理キーボードを兼ね備えた一台です。このスマホは、従来のBlackBerryの使いやすさを維持しつつ、現代のスマートフォンとしての機能をしっかりと取り入れています。
物理キーボードの打ちやすさは、特にメールやメッセージの多いビジネスユーザーにとって大きな魅力です。また、セキュリティ機能やバッテリーの持ちも向上しており、日常使いにも十分に対応できます。
最新の「BlackBerry KEY2」は、かつての愛用者にとっても、初めてBlackBerryを手にする人にとっても魅力的な選択肢となるでしょう。物理キーボードの魅力を再発見し、より快適なスマートフォンライフを楽しんでください。
BlackBerry KEY2: 仕様と特徴
基本仕様
- OS: Android Oreo 8.1
- CPU: Qualcomm Snapdragon 660(2.2GHz×4 + 1.8GHz×4 オクタコア)
- メモリー: 6GB
- ストレージ容量: シルバー64GB / ブラック128GB(microSDカードで最大2TBまで拡張可能)
- サイズ: 71.8mm(幅)×151.4mm(高さ)×8.5mm(厚さ)
- 重量: 約160g
- バッテリー容量: 3500mAh
- SIMカード: シルバーのみデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)対応
接続性能
- Wi-Fi: IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHzおよび5GHz対応)
- LTEバンド: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/38/39/40/41
- 3Gバンド: 1/2/4/5/6/8/19
- キャリアアグリゲーション: 3CC CAおよび2CC CA対応
- Bluetooth: Bluetooth 5.0 Low Energy(LE)およびEDR対応
ディスプレイとカメラ
- 画面サイズ: 4.5インチ
- 解像度: 1620×1080ピクセル
- フロントカメラ: 800万画素(F2.2)手ブレ補正機能付き
- メインカメラ: 1200万画素×2(F2.0)デュアルカメラ、手ブレ補正および4K動画撮影対応
その他の機能
- NFC: 対応
- 防水: 非対応
- Felica: 非対応
- USBポート: USB Type-C(Quick Charge 3.0対応)
BlackBerry KEY2は、物理キーボードを搭載しつつ、最新の技術を取り入れたスマートフォンです。Snapdragon 660プロセッサーと6GBのメモリーにより、スムーズな操作性を実現しています。また、ストレージ容量はシルバーが64GB、ブラックが128GBと選べ、microSDカードで最大2TBまで拡張可能です。
カメラ性能も優れており、フロントカメラは800万画素、メインカメラは1200万画素のデュアルカメラで、手ブレ補正や4K動画撮影に対応しています。接続性能も充実しており、Wi-Fi、LTE、Bluetooth 5.0など、最新の通信規格に対応しています。
ただし、防水やFelicaには対応していないため、その点は注意が必要です。USB Type-Cポートを採用し、Quick Charge 3.0に対応しているため、充電もスピーディに行えます。物理キーボードの使い心地を重視する方にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
BlackBerry KEY2: 物理キーボード搭載で質実剛健なデザイン
「BlackBerry KEY2」は、大画面スマホが主流となる中、物理キーボードを搭載した独自の路線を進むモデルです。6型スマートフォンに匹敵するサイズ感ながら、4.5型液晶(1620×1080)とQWERTY物理キーボードを備えています。このコンビネーションにより、優れた操作性と視認性を提供します。
デザイン面では、アルミフレームを採用した側面が特徴的で、頑丈さと洗練された外観を兼ね備えています。背面にはラバーコーティングが施されており、手に持ったときのグリップ感が向上しています。高級感あふれるスタイリッシュなデザインは、ビジネスシーンにもマッチし、持つ人の品格を引き立てます。
このように、BlackBerry KEY2は、最新の技術とクラシックな物理キーボードを融合させた質実剛健なスマートフォンです。物理キーボードの打ちやすさを求めるユーザーにとって、魅力的な選択肢となることでしょう。
BlackBerry KEY2: 進化した物理キーボードと評価が分かれる小型ディスプレイ
「BlackBerry」と言えば、やはりQWERTY物理キーボードが魅力です。タッチ操作が主流の中、「BlackBerry KEY2」は端末の下部に物理キーボードを備えています。物理キーボードの存在に疑問を抱く方もいるかもしれませんが、このモデルはタッチ操作に対応し、指紋認証センサーを兼ねたスペースキー、小粒ながらしっかりとした打鍵感、PCライクなCtrlキーの設定など、多くの魅力を備えています。
進化した物理キーボード
「BlackBerry KEY2」の物理キーボードは、前モデル「BlackBerry KEYone」よりも21.6%大きくなり、より正確な入力が可能です。しっかりとした打鍵感が心地よく、重心のバランスも良いため、両手持ちでのタイピングも快適です。指紋認証センサーはスペースキーに搭載されており、altキーをホールドすることで数字や記号の入力、alt+Enterで言語切り替えなどの操作が可能です。
予測変換の選択は画面タッチでもできますが、物理キーボードを使ったスワイプ操作も可能です。また、Ctrlキーとして利用できる$キーを設定すれば、Ctrl+C、Ctrl+VなどのPCライクな操作が可能になります。カスタマイズできるショートカットキーも便利で、アプリや設定メニュー、特定の番号への電話など、キーを押すだけでアクセスできます。
画面タッチと物理キーボードの組み合わせ
「BlackBerry KEY2」は画面タッチにも対応していますが、物理キーボードを最大限に活用する設計となっており、設定次第ではほとんどタッチ操作を行わずに済むことも可能です。しかし、すべてを物理キーボードだけで行うのは難しく、物理キーボードとタッチ操作を組み合わせるのが基本的な操作スタイルです。アルファベットキーには短押し、長押しの2パターンでショートカットを登録でき、ホーム画面表示時のみ動作します。アプリの起動中は、キーボード右下のスピードキーとアルファベットを組み合わせてショートカットを発動できます。
小型ディスプレイの評価
一方、6インチクラスの大画面が主流の時代に、4.5型の液晶はBlackBerry KEY2の最大の弱点と言えるかもしれません。Webブラウジング、動画閲覧、ゲームプレイの快適性は、大画面スマートフォンにはかないません。また、狭額縁ベゼルのトレンドを無視したデザインは、横向き使用時に一般的なスマートフォンと比べて持ち方の不便さが目立つ場合があります。
まとめ
「BlackBerry KEY2」は、物理キーボードを搭載し、最新技術を取り入れた独自のスマートフォンです。シルバーは79,800円、ブラックは89,800円(いずれも税込)で販売されています。多くのユーザーがかつてのBlackBerryの物理キーボードの使い心地を忘れられず、この新モデルに期待を寄せています。
KEY2は、Snapdragon 660プロセッサーと6GBのメモリーを搭載し、スムーズな操作性を提供します。ストレージ容量はシルバーが64GB、ブラックが128GBで、microSDカードで最大2TBまで拡張可能です。バッテリー容量は3500mAhで、長時間の使用が可能です。ディスプレイは4.5インチ、解像度は1620×1080ピクセルで、フロントカメラは800万画素、メインカメラは1200万画素のデュアルカメラを搭載しています。
このモデルは、物理キーボードの使い心地を最大限に活かし、タッチ操作との組み合わせで効率的な操作が可能です。セキュリティ機能やショートカットキーのカスタマイズなど、ビジネスユーザーにとって便利な機能も充実しています。一方で、小型ディスプレイは評価が分かれるポイントですが、物理キーボードの魅力を再発見したいユーザーにとっては魅力的な選択肢です。