中古スマホの使い方・活用術・設定方法・購入場所・注意点まとめ

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新品のスマホより安く、機能も新品に劣らない中古スマホを使用する人が増えています。そこでこのページでは、これから中古スマホの購入を考えている人向けに、中古スマホの様々な使い方や活用方法を目的別に解説します。

<中古スマホの使い方と活用方法を目的別で解説

中古スマホのおすすめの使い方を目的別で解説します。

  1. 格安SIMやキャリアと契約してメイン端末として使う
  2. 2台目として仕事用などで使う
  3. Wi-Fi環境専用端末として使う
  4. 社用携帯など貸し出し用の端末として使う
  5. IP分散用の端末として使う
  6. 格安SIM+テザリングでWi-Fiルータとして使う
  7. ゲームやアプリの複数アカウント作成用として使う

それぞれ順番に詳しく解説します。

①格安SIMやキャリアと契約してメイン端末として使う

いまあなたが使っているスマホから乗り換える場合、新品機種はもちろん中古スマホを購入してメイン端末として利用していくこともできます。

SIMカードが入っていない中古スマホを購入し、大手キャリア(MNO)もしくは格安SIM(MVNO)からSIMカードを契約して組み合わせることによって、新品で乗り換えるよりも安価にスマホを購入することができます。

②2台目として仕事用などで使う

フリーランスで働いている場合、クライアントと連絡を取る際などに、普段プライベートで使っているスマホではなく、仕事用としてもう1台スマホがほしい、という方もいるかと思います。

仕事用のスマホを用意するときにも、中古スマホを購入することで購入費用を抑えることができます。

③Wi-Fi環境専用端末として使う

SpotifyやApple musicといったスマホにダウンロードして使う音楽配信サービスを、メインで使うスマホとは別のスマホにダウンロードして、ポータブルオーディオプレーヤーのように使いたいという人もいるかと思います。

新しく購入した中古スマホにSIMカードをセットせず、Wi-Fi環境のみでインターネットを使うことで、音楽や動画プレイヤーとして使うことができます。

④社用携帯など貸し出し用の端末として使う

社用携帯を用意する場合、社員ひとりひとりに新品のスマホを準備したり、レンタルで用意する場合、コストが膨大になりますよね。

社員への貸し出し端末を中古スマホで調達することで経費削減につながる可能性があります。

⑤IP分散用の端末として使う

複数のIPアドレスを使いたい場合に、格安の中古スマホを使いたい方もいるでしょう。

  • SEO対策のために使う
  • MEO対策のために使う
  • Facebook広告のために使う
  • ヤフオクなどの物販のために使う
  • その他複数アカウント運用のために使う

上記のようにIP分散がしたい時に、格安の中古スマホを検討する人も多いです。

⑥格安SIM+テザリングでWi-Fiルーターとして使う

外出先でインターネットをする事が多いけど、その際に必要なWi-fiルーターはどれを選べばいいのかわからない、普段からスマホのテザリングを使っている、という方も多いかと思います。

中古スマホに格安SIMを挿入し、テザリングを行えば、中古スマホをWi-Fiルーターとして使うことができます。

⑦ゲームやアプリの複数アカウント作成用として使う

LINEなど1つのスマホでは1つのアカウントしか作ることができないアプリについても、用途別に複数アカウントを作りたい、といったこともあるかと思います。

中古スマホを使うことで、LINEなどのアプリや、モンストなどのゲームにおいても複数アカウントを作成することができます。

目次

中古スマホを使うメリットとデメリット

様々な目的で使うことができる中古スマホですが、メリットとデメリットがあります。

中古スマホのメリット

中古スマホを使うにあたって、次の4つのメリットがあります。

  1. 安価でスマホを入手できる
  2. 豊富な種類を選ぶことができる
  3. スマホ以外の用途にも使える
  4. 自分の好きなタイミングで機種変更できる

それぞれ詳しく解説します。

①安価でスマホを入手できる

やはり何よりも中古スマホのメリットは安いことです。中古スマホの端末料金は平均して新品の半額ほどに抑えられます。下の表のように、新品と中古ではいずれの機種においても、中古のほうが1万円以上安くなっております。

機種名iPhone12Galaxy S21Google Pixel 4a
新品69,800円~99,792円~42,900円~
中古49,800円~64,800円~26,800円~

②豊富な種類を選ぶことができる

新品でスマホを購入する場合は、販売元にて取り扱いのある端末しか購入することはできませんが、中古スマホでは幅広い選択肢から選ぶことができます。たとえば、iPhoneのホームボタンの使い心地が好きだった、という方もいるかと思います。この場合、Apple Storeにて購入できるのは、ボタンが無くなってしまった最新機種のみですが、中古スマホなら、型落ちとなった機種やもう手に入らない機種も購入することができるので、ホームボタンがついているiPhone8などの機種も手に入れることができます。

③スマホ以外の用途にも使える

中古スマホは安く入手できるので複数の端末を持ちやすく、メイン端末のスマホとして以外にも、次のような幅広い用途で使うことができます。

  • 格安SIMやキャリアと契約してメイン端末として使う
  • 2台目として仕事用などで使う
  • Wi-Fi環境専用端末として使う
  • 社用携帯など貸し出し用の端末として使う
  • IP分散用の端末として使う
  • 格安SIM+テザリングでWi-Fiルータとして使う
  • ゲームやアプリの複数アカウント作成用として使う

④自分の好きなタイミングで機種変更できる

中古スマホの場合、大手キャリアから新品のスマホを購入するときのように、2年間のような最低使用期間が存在せず、また、解約金が発生しないように更新月を待つ必要もないため、自分の好きなタイミングで購入した中古スマホから機種変更することができます。

中古スマホのデメリット

中古スマホを使うにあたって、次の3つのデメリットがあります。

  1. 不具合があったときの交換や返品保証がない場合がある
  2. 充電器等の付属品がついていない場合がある
  3. 最近リリースされたアプリが使えない場合がある

それぞれ詳しく解説します。

①不具合があったときの交換や返品保証がない場合がある

中古スマホの製造元の端末保証が購入した時点ですでに切れているケースが多く、中古スマホに何らかの不具合があったときも返品や交換といった保証がなされないことがあるほか、中古スマホの販売店による保証も、製造元ほど手厚くないことが多いです。

②付属品がついていない場合がある

イヤフォンや充電器等の付属品がついていないことが多く、本来使えるはずの機能が使えない場合が多いです。付属品を購入するにあたって、端末代のほか別途費用が発生するおそれがあるほか、そもそも購入する中古スマホに対応した付属品がすでに入手困難になっている可能性もあるので、購入の際にはその点確認しておきましょう。

③最近リリースされたアプリが使えない場合がある

購入した中古スマホのOSが古いと、アップデートの対応がすでに終了しておりバージョンアップできない場合があります。その場合、新しいOSにしか対応していない最近リリースされたような新しいアプリを使うことができません。

中古スマホ購入で失敗しないために知るべき注意点

メリットとデメリットを抑えた上で、次に実際に中古スマホを購入するにあたって気をつけておくべき注意点が次の3つです。

  1. 赤ロムになっていないかチェックする
  2. アクティベーションロックが解除されているかチェックする(iPhone向け)
  3. バッテリーの消耗具合をチェックする

それぞれ詳しく解説します。

注意点①赤ロムになっていないかチェックする

最も重要な点です。赤ロムとは、中古スマホのもともとの持ち主による端末代金の不払いや滞納を原因として、携帯電話会社によってネットワーク利用制限がかけられている中古スマホのことを指します。ネットワーク利用制限がかかっていると、たとえ中古スマホにSIMカードを装着しても、携帯電話回線を使った通話やデータ通信、キャリアメールといったサービスが利用できません。

購入しようとしている中古スマホが赤ロムかどうかをチェックする方法は、端末本体のIMEIという個体識別番号を調べて、携帯電話会社のチェックページからIMEIを入力して判定してもらうことです。IMEIがわからない端末は購入を避けたほうが良いでしょう。

注意点②アクティベーションロックが解除されているかチェックする(iPhone向け)

アクティベーションロックとは、iPhoneに備わっている盗難防止用ロックのことです。こちらは、登録しているユーザーのApple IDとパスワードがなければロックを解除することができません。アクティベーションロックを解除できないと、iPhoneを正常に利用することができないので、中古のiPhoneを購入する場合は事前に解除されているか確認しましょう。

注意点③バッテリーの消耗具合をチェックする

中古スマホの中には、バッテリーが劣化していて、電源がつかないものやいくら充電をしても一向に充電が終わらず充電しながらでないと使えないものがあります。中古スマホなので多少バッテリーの劣化があることを踏まえ、あらかじめ交換用バッテリーが使える機種を選ぶようにするほか、極端に古い中古スマホは避けるようにしましょう。

中古スマホはどこで買える?おすすめの購入場所

赤ロムになっていないかなどの注意点をおさえた上で、実際に中古スマホはどこで購入すればよいかをご紹介します。中古スマホの購入場所としては、次の3つがあげられます。

  1. ゲオなどの大型量販店
  2. メルカリなどのフリマアプリ
  3. 中古スマホ専門のマーケットプレイス

それぞれ詳しく解説します。

①ゲオなどの大型量販店

購入場所の1つ目は、ゲオなどの大型量販店です。実店舗のメリットは、端末の状態を実際に目で確かめられる点です。また、購入したその場で中古スマホを使用することができるほか、購入を迷った際にスタッフの方に中古スマホの使い方や注意点等を質問をすることができる点もメリットとしてあげられます。デメリットは、フリマアプリやwebマーケットプレイスに比べて値段が割高になる点や、中古スマホの在庫が少なく、欲しい端末を置いていないことがある点です。

②メルカリなどのフリマアプリ

購入場所の2つ目は、メルカリなどのフリマアプリです。メリットは、中古スマホ市場の相場よりも遥かに安い値段で購入できる場合がある点です。デメリットは、個人間の売買になるため、トラブルが発生しやすい点です。アフターサポートもないので、詐欺等に注意する必要があります。

③中古スマホ専門のマーケットプレイス

購入場所の3つ目は、中古スマホ専門のマーケットプレイスです。メリットは、実店舗より中古スマホの在庫数や種類が豊富で、値段も実店舗より安い点です。また、自宅や好きな場所から中古スマホを購入することができるので、時間の浪費を防ぐこともできます。デメリットは、直接端末を確認することができない点や、購入から手元に届くまでに数日かかってしまう点です。

iPhoneはジャンク品でも売れる?おすすめの売り方や買取相場はこちらの記事をチェック!

中古スマホ購入後に使えるようにするために必要な初期設定手順まとめ

ここでは、中古スマホをメイン端末として用いることを想定して、実際に中古スマホを購入したあと、通話や通信サービスを使用するまでにどういった初期設定が必要となるかをご紹介します。初期設定の手順は大きく次の流れになります。

手順①SIMカードを挿入する

手順②初期化をして出荷時の設定に戻す

手順③初期設定をする

手順④データ移行をする

それぞれ詳しく解説します。

手順①SIMカードを挿入する

SIMカードが手元に届いたら、SIMカードを中古スマホに挿入します。スマホ側面または裏面にある挿入トレイを取り出し、SIMカードをトレイに乗せて、端末にまっすぐ差し込みましょう。

手順②初期化をして出荷時の設定に戻す

初めて中古スマホに電源を入れた際に、初期設定画面が表示されなかった場合は、以前使用していた人のデータがまだ端末に残っているので、データの初期化を行いましょう。

手順③初期設定をする

初期化を行ったあとは、端末に表示される初期設定画面の指示に沿って初期設定を進めていきましょう。なお、設定をする際にも通信が発生するので、Wi-Fiの設定をあらかじめしておきましょう。GoogleアカウントやApple ID等各種アカウントの設定や、パスコードや顔認証、指紋認証等セキュリティ設定をするほか、APN設定も必ず行いましょう。APN設定とは、Wi-Fiがなくてもモバイルデータ通信で通信ができるようにする設定のことです。設定方法は、SIMを契約した会社によって異なりますので、SIMを購入した会社のホームページから確認しましょう。

手順④データ移行をする

以前ご自身で使っていたスマホから、使用していたデータを中古スマホに移行しましょう。LINEなど、アプリごとにデータ移行が必要になるものもあるので注意しましょ

中古スマホ購入でおすすめの機種3選

中古スマホを購入するにあたって知っておくべき点をおさえたあとは、具体的にどの機種を購入すべきかを検討しましょう。購入するのにおすすめの中古スマホの機種は以下の3つの機種です。

  1. iPhone8
  2. Xperia XZ3
  3. Google Pixel 4a

それぞれ詳しく解説します。なお、iPhone以外の2つの機種はいずれもAndoroid端末です。

iPhone8

こちらのiPhone8は2017年に発売されたモデルです。本体の前面と背面にガラスコーティングされているため耐久性抜群です。iPhoneは毎年最新モデルが発表され、最新端末にもなると10万円を超える端末もありますが、こちらのiPhone8は中古では28,000円台で取り扱われていることが多く、中古スマホ市場でも最も人気のある機種の1つです。iPhone最新モデルの半額以下で入手できる割に動作もサクサク動き、高性能カメラを備え付けているほか、防水加工もされていることから、名機と評される端末です。

Xperia XZ3

こちらのXperia XZ3は2018年に発売された機種です。高性能のCPUを積んでいるため、動きも早いほか、機種そのもののデザインも丸みを帯びたものとなっており、持ちやすさにも配慮されています。こちらも価格は3万円台で取り扱われていることが多く、Xperiaの最新機種の半額以下で入手することができます。また、中古スマホ市場においても流通数が多い機種であるため、お手軽に入手することができます。

Google Pixel 4a

Androidを開発しているGoogleのモデルで、2020年に発売されました。カメラの主要機能は、Pixelシリーズの上位機種と同等のレベルを持つコスパに優れたモデルです。価格は38000円台で取り扱われることが多く、1万円以上安い値段で、最新機種であるGoogle Pixel 5aなどに劣らない機能のモデルを入手することができます。

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