Galaxy A22 5G SC-56Bの基本スペック解説
本記事ではドコモのGalaxy A22 5G SC-56Bのスペックや中古の使い方を解説します。
Galaxy A22 5G SC-56Bの価格・料金
Galaxy A22 5Gは販売終了
Galaxy A22 5G SC-56Bはドコモでの販売が終了になっておりますので、注意が必要です。
中古で格安で買える
ドコモでは販売終了となったGalaxy A22 5G SC-56Bですが、中古で購入することができます。
楽天市場やイオシス、じゃんぱらなどのショップでは、Galaxy A22 5G SC-56Bの未使用品や中古品が格安で販売されています。
このモデルは、ドコモだけでなく、ahamoやドコモ回線を利用した格安SIMでも使用可能です。
現在でも十分な性能を持っているため、ぜひ利用を検討してみてください。
SIMフリー?SIMロック?
Galaxy A22 5G SC-56Bは、SIMロックがかかっていないSIMフリー端末です。
ドコモでは、2021年8月27日以降に発売されたスマホ(iPhoneおよびAndroid)は、SIMロックがかかっていません。Galaxy A22 5G SC-56Bの発売日は2021年12月2日なので、SIMフリーです。
SIMロックがかかっていないため、Galaxy A22 5G SC-56Bは他社のSIMカードでも使用できます。ただし、この端末はドコモ回線の周波数にしか対応していないため、ドコモ以外で使用する場合は、ahamoやドコモ回線を利用した格安SIMを使うようにしてください。
Galaxy A22 5Gの対応バンド
対応周波数一覧
Galaxy A22 5G SC-56Bの対応バンドは以下の通りです:
- 5G:n78/n79
- 4G LTE:B1/B3/B19/B21/B42
- 3G:B1
ahamo・ドコモ回線で使える
Galaxy A22 5G SC-56Bは、もちろんドコモ回線の主要バンドに対応しています。
4Gはもちろん、5Gのn78/n79にも対応していますので、ドコモはもちろん、ahamoやドコモ回線を使った格安SIMでも4Gと5Gを利用できます。
他社で使用する場合は、公式サイトの動作確認端末をチェックしてください。
au・au VoLTEに対応?
Galaxy A22 5G SC-56Bは、au回線が使用する主要な4G LTEバンド(B1/18/26)のうち、B18とB26には非対応です。
B1のみの対応ですが、その場合の接続品質はかなり弱いため、ご利用は控えた方が良いでしょう。
また、auが使用する5Gのn77にも対応していません。
ソフトバンク回線で使える?
Galaxy A22 5G SC-56Bは、ソフトバンク回線が使用する主要な4G LTEバンド(B1/3/8)のうち、B8に対応しています。
ただし、B1とB3には対応していますが、地域によっては電波が弱くなる可能性がありますので、利用はおすすめしません。
また、ソフトバンクが使用する5Gのn77にも非対応です。
楽天モバイルで使える?
Galaxy A22 5G SC-56Bは、楽天モバイル公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」に記載されています。
ただし、対応しているのは楽天回線エリア内でのSMSのみであり、5Gや4G通信、音声通話はできません。
また、Galaxy A22 5G SC-56Bは楽天回線が使用する4Gのバンド3には対応しています。SIMロックを解除してAPN設定すれば、データ通信が可能かもしれません。
シムラボでの独自検証では、標準アプリでの通話、4Gデータ通信、SMS、およびRakuten Linkを使用した通話とSMSが可能でした。SIMを挿入すると自動でAPN設定がされ、すぐにデータ通信ができるようになりました。
ただし、Galaxy A22 5G SC-56Bは楽天エリア内でのみ利用可能で、パートナー回線の4Gバンド18と26には対応していません。私の検証も自社エリア内で行ったものであり、パートナー回線エリアでは未確認です。
さらに、Galaxy A22 5G SC-56Bは楽天モバイルの5Gバンドn77に非対応ですので、5G通信は利用できません。
他社のSIMとの併用が可能であれば便利ですが、Galaxy A22 5G SC-56BはシングルSIMのため、楽天のSIMを使用すると他社SIMを同時に利用することはできません。
サブ端末としての利用には適していますが、楽天モバイルをメインで利用するのはおすすめできません。
スペック一覧
Galaxy A22 5G SC-56Bのスペック詳細は以下の通りです:
- サイズ(mm): 高さ150mm × 幅71mm × 厚さ8.9mm
- 重さ: 約168g
- 画面サイズ: 約5.8インチ
- 解像度: 1,560×720 HD+
- バッテリー容量: 4,000mAh
- 搭載OS: Android 11
- CPU: MediaTek MT6833V 2.2+2.0GHz
- メモリー(ROM): 64GB
- メモリー(RAM): 4GB
- 対応外部メモリ: microSDXC(最大1TB)
- 有効画素数(メインカメラ): 1,300万画素(広角)
- 有効画素数(サブカメラ): 500万画素
- USB端子: USB Type-C
イヤホンジャック搭載
Galaxy A22 5G SC-56Bには本体上部に3.5mmイヤホンジャックが搭載されていますので、有線でイヤホンやヘッドフォンを接続することができます。
USB端子はUSB Type-C
Galaxy A22 5G SC-56BのUSB端子はUSB Type-Cです。
ただし、ACアダプタやUSBケーブルは付属していないため、USB Type-Cのケーブルをお持ちでない方は別途購入が必要です。
CPUはMT6833V
Galaxy A22 5G SC-56Bに搭載されているチップセットはMediaTekのMT6833Vです。
例えば、arrows We F-51Bに搭載されているSnapdragon 480のベンチマークスコアは約28万であり、Galaxy A22 5G SC-56Bよりも高い結果となっています。
数日間の使用で感じた限りでは、動作が遅いとは感じませんでしたが、CPU性能は最低限のものです。したがって、本格的にスマートフォンを使う方は、より性能の高い機種を検討することをお勧めします。
ミドルスペックの機種としては、Xperia 10 III SO-52BやAQUOS sense6などがおすすめです。
RAMは4GB/ストレージ64GB
Galaxy A22 5G SC-56Bのメモリー(RAM)は4GBで、ストレージは64GBです。
CPU性能は最低限ですが、RAMが4GBあるのは安心です。
ただし、ストレージ容量は最低限の64GBです。セットアップ完了時の実際の空き容量は約47GBでした。
ストレージ容量が足りない場合は、SDカードで増設することが可能です。
microSDカード挿入可
Galaxy A22 5G SC-56Bは最大1TBのマイクロSDカードでストレージ容量を増やすことができます。
現在のストレージ容量は64GBしかありませんので、容量が不足している場合はマイクロSDカードを利用することをおすすめします。
シングルSIM・DSDS非対応
Galaxy A22 5G SC-56BはシングルSIMです。
DSDS(Dual SIM Dual Standby)やDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)には対応していません。
さらに、eSIMにも非対応です。
アウトカメラは1眼
Galaxy A22 5G SC-56Bのアウトカメラは1,300万画素の広角レンズのみです。
最近のスマートフォンは通常2つ以上のカメラレンズを搭載していますが、1つのカメラレンズのみというのは珍しいですね。
写真の品質は思ったよりもきれいでした。
まとめ
性能は最低限ですが、防水やおサイフケータイにも対応しており、電話やLINE、メールが主な用途であれば十分な性能を持っています。そのため、とにかく安く購入したい方におすすめですね。
カメラの性能もなかなか良いです。
Galaxy A22 5G SC-56Bはドコモでの販売が終了しましたが、中古品でも入手可能ですので、気になる方は購入してみてはいかがでしょうか?