iPhoneのsimロック解除ができない⁉理由とその対策方法を解説!
キャリアを乗り換えや、格安simへの乗り換えを検討している人もいるのではないでしょうか?
しかし、iPhoneのsimロック解除をしようとしたら、「できない⁉」「なんで⁉」といった経験がある人もいるかと思います。
端末によっては、sim解除ができない場合もあります。
この記事では、
- simロック解除とは?
- iPhoneでsimロック解除ができない場合とは?
- simロック解除ができなくても格安のsimに乗り換える方法
について紹介します。
simロック解除とは?
simロック解除をすることで、端末にかかっているロックが解除され、他の通信会社でも利用ができるようになります。
総務省での改正により、2021年10月1日以降に発売された端末には、正当な理由がない限りsimロックなしでの販売が義務化されました。
iPhoneに関しては、iPhone13シリーズ以降のモデルがsimフリーとなっています。
つまり、2021年以前に発売された機種には、基本的にsimロックがかかっている状態なのです。
他のsimへの乗り換えるためには、simロック解除の手続きをしなければなりません。
iPhoneでsimロック解除ができない場合とは?
iPhoneでsimロック解除ができない場合は、以下の2通りがあります。
- iPhoneの端末が古い
- iPhone6シリーズはsimロック解除対象外である
それぞれの状況を詳しく説明致します。
iPhoneの端末が古い
iPhoneでsimロック解除ができない機種は、iPhone6、iPhone6 plus以前のモデルです。
また、iPhone4やiPhone5シリーズもsimロック解除の対象外の端末です。
iPhone6シリーズはsimロック解除対象外である
各キャリアのsimロック解除対象機種を確認していきましょう。
- ソフトバンク:2015年5月以降には発売された端末
- au:2015年4月23日以降に発売された端末
- ドコモ:2011年4月~2015年5月、2015年5月以降に発売された端末
上記を確認すると、ドコモではiPhone6シリーズの解除手続きが可能なのでは?と思いがちですが、iPhone6は対象外になっています。
ソフトバンクやauと同様に、iPhone6sシリーズより以前に発売された端末に関しては、simロック解除ができません。
simロック解除ができなくても格安simに乗り換る方法
simロック解除ができないモデルであっても、格安simを利用する方法があるのです。
一部の端末は、ロックがかかっている状態であっても、格安simに乗り換えることができます。
simフリーの機種に比べると制限がかかってしまいますが、組み合わせ方によっては格安simを使えるのです。
端末と同じ通信回線を利用している格安simを使う
simロックの状態は、利用しているキャリアでしか使えないのではなく、同じ通信回線を使っている通信会社で使えると言うことです。
要するに、契約している事業者を変更しても、同じ通信回線を使用しているのであれば、simの乗り換えが可能なのです。
ドコモ、au、ソフトバンクといった大手のキャリアは、それぞれの通信回線を使っているため、他のsimカードの利用が難しいですが、格安simは、大手のキャリアとは異なります。
格安simは、自社の通信回線を持っていないため、大手の通信回線をレンタルして、通信サービスの事業を展開しています。
例えば、auの場合ならau回線を、ドコモの場合ならドコモの回線を、ソフトバンクならソフトバンクの回線を使っている格安simを利用することで、simロックがかかっている端末でも乗り換えができるのです。
基本的に、格安simとの組み合わせに問題がなければ、格安simへの乗り換えが可能ですが、古い機種については利用ができないケースもあります。
au回線で利用できる格安sim
au回線で利用できる格安simは、6社あります。
- UQ mobile
- mineo
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
- 楽天モバイル
- nuroモバイル au回線
6社の中からの選択ですが、simロックがかかっている機種でも利用できるのがメリットです。
ただし、機種ごとに条件が多少異なるため、利用を考えている人は事前に問い合わせることをおすすめします。
ちなみに、au回線のおすすめは、サブブランドのUQ mobileとmineoです。
mineoは、20㎇の大容量のプラン設定があり、通信費の料金を抑えて利用できます。
ドコモ回線で利用できる格安sim
ドコモ回線で利用できる格安simは、10社あります。
- OCN モバイル ONE
- BIGLOBEモバイル タイプD
- IIJmio タイプD
- b-mobile
- y.u mobile
- 楽天モバイル
- LINEモバイル
- NifMo
- mineo Dプラン
- nuroモバイル ドコモ回線
- HISモバイル
ドコモは、auやソフトバンクと比べると、選択肢が多いというメリットがあります。
ただ、利用可能な契約内容が限られていることも多いため、事前に問い合わせをし、確認しましょう。
ドコモ回線のおすすめは、OCN モバイル ONEです。
OCN モバイル ONEは、NTTのグループ会社であるOCNコミュニケーションズが運営しています。音声通話sim3㎇は、月々の料金がなんと990円と格安で利用することができます。
ソフトバンク回線で利用できる格安sim
ソフトバンク回線で利用できる格安simは、8社あります。
- mineo
- ワイモバイル
- LINEモバイル
- QTモバイル
- b-mobile
- nuroモバイル
- スマモバ
- HISモバイル
ソフトバンク回線の格安simは、他の回線と比べると通信速度に対する満足度が口コミ出も高いです。
ちなみに、ソフトバンクのサブブランドは、ワイモバイルです。
キャリアのサブブランドとは?
サブブランドとは、au、ドコモ、ソフトバンクのグループ会社が運営している低価格のブランドです。
一般的に格安simは、大手の通信回線をレンタルしているため、通信速度が遅かったり、安定性に欠けるなどの評価も中にはあります。
それに対し、サブブランドは、大手キャリアのほとんど同じ条件での通信が利用できるため、満足度の高いサービスをお手頃な価格で利用できるところにあります。
ちなみに、auのサブブランドはUQ mobile、ソフトバンクのサブブランドはワンモバイルです。
まとめ
大手キャリアから格安のsimへ乗り換える際には、simロック解除が必要ですが、古い端末は、iPhone6以前の機種は、simロック解除ができません。
simロック解除ができない機種であっても、格安simを利用することが可能です。
auの場合ならau回線を、ドコモの場合ならドコモの回線を、ソフトバンクならソフトバンクの回線を使っている格安simと組み合わせることで使用することができます。
また、auやソフトバンクには、それぞれサブブランドがあり、大手キャリアのほとんど同じ条件での通信が利用できるのでおすすめです。
ちなみに、auのUQ mobile、ソフトバンクのサブブランドはワイモバイルです。