テレワークに便利なポケット型Wi-Fiを徹底解説
コロナ禍に入り、るテレワークやリモートワークが当たり前になりました。
ですが、テレワークやリモートワークをする際に、どのポケット型Wi-Fiを契約したらいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
ポケット型Wi-Fiは、多数の事業者がおり、さまざまなプランを用意しています。
テレワークやリモートワークに便利なポケット型Wi-Fiは、端末代金や月額料金、容量などの項目を比較し、自分の使い方に合ったプランを選択するのが大切です。
この記事を最後まで読むことで、「テザリングとの違い」や「光回線との違い」、「ポケット型Wi-Fiを選ぶときの注意点」などの観点から、「テレワークやリモートワークに便利なポケット型Wi-Fi」についてわかるようになり、「どのポケット型Wi-Fiを契約すればいいのか」ということまでわかるようになります。
それでは、テレワークやリモートワークでポケット型Wi-Fiと一緒に使用する中古スマホや中古タブレット、中古PCを販売しているセカスマが以下で詳しくご紹介いたします。
中古スマホ業界歴7年、スマホ専門店を全国20店舗経営、累計97,000台のスマホを取り扱ってきた実績のある専門家。
自身で運営するスマホ修理専門メディア「リペアマン」は全国350店舗と提携。現在は中古スマホのマーケットプレイス「セカスマ」を運営し、安心・安全なリファービッシュ品の購入体験の提供を手掛ける。
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テレワーク・リモートワークにはポケットWiFiがおすすめ?
ポケットWi-Fiとは、正式名称を「Pocket WiFi」といい、Y!mobile(ワイモバイル)の「モバイル型Wi-Fiルーター」のことです。
Y!mobile以外のモバイル型Wi-Fiルーターが誤ってポケットWiFiと呼ばれることもありますが、正式には「モバイル型Wi-Fiルーター」や「ポケット型Wi-Fi」と呼びます。また、簡略化して「モバイルWi-Fi」と呼ばれることもあります。
それでは、テレワーク・リモートワークにおすすめのポケット型Wi-Fiについて詳しくご紹介いたします。
テレワーク・リモートワークの種類
コロナ禍以降、テレワークやリモートワークが多くの企業で導入されてきました。
しかし、テレワークとリモートワークの違いについて知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
テレワークとは、ICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を特に決めることなく、働くシステムのことをいいます。
テレワークは総務省のホームページ「テレワーク推進」にて、以下のように定義されています。
(1) テレワークの概要
テレワークとは、ICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方です。勤務場所により、大きく、(1)在宅勤務、(2)モバイルワーク、(3)サテライトオフィス勤務に分けられます。
テレワークは、社会、企業、労働者のそれぞれに対し、例えば以下のような様々な効果をもたらし得ると考えられています。
<引用:総務省ホームページ>政策 >情報通信(ICT政策)>ICT利活用の促進 >「テレワークの推進」>
リモートワークとは、勤務地(会社)以外で場所関係なく、働くシステムのことをいいます。
テレワークとリモートワークに大きな違いはありませんが、テレワークがICT(情報通信技術)を利用することを指すのに対し、リモートワークではICT(情報通信技術)を利用することは特に規定されていません。
ですが、リモートワークでICT(情報通信技術)を利用せずに仕事をすることは難しいため、実質的にはテレワークとリモートワークは大きな意味の違いはなく、使用されています。
モバイルWi-Fi vs. 光回線
自宅で使用するインターネット回線は、「モバイルWi-Fi」と「光回線」のどちらかを使用するのが主流です。
モバイルWi-Fiも光回線も月額料金を支払って使用するため、ひと昔前の主流だったダイヤルアップ回線のように、使用した分だけ請求されるということはありません。
ポケットWi-Fiと光回線は月額料金制であるという共通点はありますが、以下の10点が異なります。
- 月額料金
- 端末購入代金
- 初期費用
- 解約料金
- 通信速度
- 使用できる場所
- 工事の有無
- 契約から使用までにかかる時間
- 通信容量の制限
- 通信速度の低速化
ここでは、Y!mobileの「Pocket WiFi」とY!mobileと契約している場合にも使用できるSoftbankの「Softbank 光」を比較してみましょう。
モバイルWi-Fi | 光回線 | |
月額料金 | 7GB/4,065.6円(税込) 容量上限なし/4,818円(税込) | 集合住宅の場合、4,180円(税込) 戸建て住宅の場合、5,720円(税込) |
端末購入代金 | 必要端末購入代金は機種によって異なる | 光BBユニットのレンタルが必要 レンタル料金は月額513円(税込) |
初期費用 | 不要 | 必要 |
解約料金 | なし | 2年自動更新プラン・5年自動更新プランの場合解約料あり |
通信速度 | 5G:2.4Gbps 4G:838Mbps※1 (Pocket WiFi 5G A102ZTを使用した場合) | 最大1Gbps |
使用できる場所 | 4G回線または5G回線の利用エリアであれば、 どこでも可能 | 家の中 ただし、Wi-Fiマルチパックの場合、外出先にある無線LANで接続可能 |
工事の有無 | 不要 | 必要 |
契約から使用までにかかる時間 | 契約後、すぐに使用可能 | 工事終了後から使用可能 |
通信容量の制限 | 「プランによって異なる高速データ通信容量 7GBまで」 /「高速データ通信容量 容量上限なし」の2種類 | なし |
通信速度の低速化 | 「高速データ通信容量 7GBまで」のプランでは、7GBを超えた場合は、送受信時最大128kbps通信速度を戻す場合には、0.5GBごとに550円が必要 | なし |
※1 4Gの通信速度は「Pocket WiFi 803ZT」と「Pocket WiFi 801HW」は同様です。
このように、それぞれの項目でモバイルWi-Fiと光回線には同じ事業者のサービスであってもさまざまな違いがあります。
場所を問わず、自由に使いたい場合はモバイルWi-Fiが、主に自宅でインターネットを使う場合には光回線が使い勝手がよいといえるでしょう。
より自由度が高いサービスはモバイルWi-Fiのため、解約時期などにしばられたくない場合にもモバイルWi-Fiが便利です。
工事ができるなら、スマホとセット割りで光回線もおすすめ
光回線を使用する際に着目したいのは、光回線のサービスを利用している事業者がスマホのプランを提供している場合です。
たとえば、SoftbankやY!mobileであれば、スマホのプランを契約したときに使用する回線はSoftbankの回線です。
Softbankは、SoftbankやY!mobileで光回線のサービスを提供しています。
以下でSoftbankとY!mobileでのセット割りについて詳しく見ていきましょう。
どちらも光回線やスマホを単体で契約するよりもセット割りを利用することで、安くなります。
光回線の工事が可能であったり、面倒ではなかったりする場合には、毎月の利用料が安くなるため、光回線とセットで使用するのがおすすめです。
また。光回線スマホとセット割りにした場合、割引価格はY!mobileの方が高いことがわかります。より安く使用したい場合には、Y!mobileで契約するのがよいでしょう。
ポケット型Wi-Fi vs. テザリング
ポケット型Wi-Fiとテザリングは、インターネット通信をするときにアクセスポイントとして使用するという点では同じです。しかし、違う点も多数あります。
まず、ポケット型Wi-Fiの場合は、Wi-Fiルーターとしてしか使用できません。
しかし、テザリングの場合はスマホやタブレットを使用してアクセスポイントとするため、Wi-Fiルーターとして使用するだけでなく、本来の使用方法で端末を使用することが可能です。
そのため、ポケット型Wi-Fiの場合は、インターネットに接続するために荷物がひとつ増えてしまいますが、テザリングの場合は、インターネット接続のために荷物が増えることはありません。
また、ポケット型Wi-Fiであれば、Wi-Fiルーターに特化しているため、通信速度が安定していたり、バッテリーの減りを気にしたりしなくてすみます。
ですが、テザリングは、通信速とが不安定になってしまったり、バッテリーの減りが早くなってしまい、テザリングとして使用した後、バッテリーが減ってしまったことでスマホやタブレットとして使用するのが不便になってしまうことがあります。
このほか、ポケット型Wi-Fiは月額使用料金のみで使用できますが、テザリングで使用すると別途料金がかかってしまい、ポケット型Wi-Fiを利用した場合に比べて、高額な料金を支払わなければならなくなる可能性があります。
これらのことから、インターネット回線を使用する場合には、デザリングを使用するよりもポケット型Wi-Fiを使用した方が使い勝手や価格の面からもよいといえるでしょう。
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テレワーク・リモートワークで使うポケット型Wi-Fiを選ぶ際の注意点
テレワークやリモートワークでポケット型Wi-Fiを選ぶ際の注意点は以下の5点です。
- 通信速度に制限がある
- 使用したい場所が対象エリアであるか
- 同時に使える人数はおよそ1人
- 通信速度が光回線と比較した場合に不安定
- ポケット型Wi-Fiのプランによって、光回線と月額料金が変わらない場合がある
それでは、テレワークやリモートワークでポケット型Wi-Fiを選ぶ際の注意点について、それぞれ詳しくご紹介いたします。
注意点①通信速度に制限がある
ポケット型Wi-Fiは、プランによって通信速度に制限があります。
そのため、契約しているプランによっては、制限を超えた後、低速になってしまい、テレワークやリモートワークでインターネット回線をつないでオンライン会議をするときなどに支障が出てしまう可能性があります。
通信速度の制限がないプランも用意されているため、テレワークやリモートワークで使用する場合には、通信速度の制限がないプランを契約するとよいでしょう。
注意点②使用したい場所が対象エリアであるか
ポケット型Wi-Fiが使用できるのは、回線の対象エリアのみです。
そのため、使用するポケット型Wi-Fiの回線対象エリアをしっかりと確認する必要があります。
回線の対象エリアは、ポケット型Wi-Fiのサービスページで案内をしていることもあるため、確認をしてから契約するようにしましょう。
注意点③同時に使える人数はおよそ1人
ポケット型Wi-Fiを同時に数人で使用とする場合、おのずと通信速度は落ちてしまいます。
そのため、ポケット型Wi-Fiを同時に数人で使用するのはおすすめできません。
また、数人で使用していると、誰かがポケット型Wi-Fiを外出時に持って行くと、ポケット型Wi-Fiを外出時に持って行かなかった人以外がi-Fiを使った接続ができくなってしまいます。
ですから、ポケット型Wi-Fiを使用する場合には、1人1台がよいでしょう。
注意点④通信速度が光回線と比較した場合に不安定
テレワークやリモートワークを自宅内で行う場合には、ポケット型Wi-Fiでなく、光回線でも使い勝手のよさは対して変わりません。
ポケット型Wi-Fiはテザリングと比較した場合、通信速度は安定しています。
しかし、光回線とポケット型Wi-Fiを比較した場合、光回線の方がポケット型Wi-Fiよりも通信速度が安定しています。
そのため、テレワークやリモートワークをする場所によって、ポケット型Wi-Fiよりも光回線の方がメリットを感じる場合があります。
テレワークやリモートワークでWi-Fiを使う場合には、「どこで使用するか」を元に決めるとよいでしよう。
注意点⑤ポケット型Wi-Fiのプランによって、光回線と月額料金が変わらない場合がある
同じSoftbank回線を利用しているY!mobileと光回線で同等のサービス内容の場合、プランによって、光回線と月額料金がほぼ変わりません。
Y!mobileの「高速データ通信容量 容量上限なし」の場合、月額料金は4,818円(税込)です。
これに対し、Softbankの「Softbank 光」は集合住宅の場合、4,180円(税込)です。
集合住宅で暮らしている場合には、Y!mobileの「高速データ通信容量 容量上限なし」よりも「SoftbankのSoftbankの「Softbank 光の集合住宅」の方が762円も安くなります。
光回線の場合は、光BBユニットのレンタルが必要となりますが、レンタル料金は月額513円(税込)のため、安くなった分の762円からレンタル料金の513円を引いても、「Softbank 光の集合住宅」の方が安価です。
そのため、テレワークやリモートワークを自宅で使用する頻度が高ければ、Softbankの「Softbank 光の集合住宅」の方がお得であるといえます。
また、Softbankの「Softbank 光の戸建て住宅」の場合は5,720円(税込)となるため、戸建て住宅に住んでいる場合には、テレワークやリモートワークを自宅で使用する頻度が高くかつ使用人数が2人以上の場合には、ポケット型Wi-Fiよりも「Softbank 光の戸建て住宅」を選択してもよいでしょう。
もちろん、光回線の場合は、工事が必要となるため、工事ができる環境が必須となります。工事の部分をクリアできれば、光回線がおすすめです。
テレワーク・リモートワークにおすすめのポケット型Wi-Fi
テレワークやリモートワークに最適なポケット型Wi-Fiは多数あり、その特徴はそれぞれ異なっています。
ここでは、テレワークやリモートワークにおすすめのポケット型Wi-Fiを5つご紹介いたします。
おすすめのポケット型Wi-Fi①Y!mobile「Pocket WiFi」
Y!mobileの「Pocket WiFi」は、容量上限なしのプランがあるため、テレワークやリモートワークのように仕事で使う際にも安心して使用できます。
また、「高速データ通信容量7GBまで」と「高速データ通信容量容量なし」のプランも2つあるため、使用する容量を元に選ぶことが可能です。
おすすめのポケット型Wi-Fi②UQ WiMAX(ユーキューワイマックス)
UQ WiMAX(ユーキューワイマックス)には、「ギガ放題プラス ホームルータープラン / モバイルルータープラン」があります。
月額料金は4,950円(税込)で、「ホームルータープラン 」と「モバイルルータープラン」を選べ、「2年自動更新あり」と「2年自動更新なし」と「期間条件なし」の3種類からさらに選択できます。
ポケット型Wi-Fiで使用する場合には、「モバイルルータープラン」を選択することで使用が可能です。
「Speed Wi-Fi 5G X11」であれば、「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」(ホームルーター)と同等の通信速度が出るため、ポケット型Wi-Fiでもテレワークやリモートワークで使用しやすいといった特徴があります。
おすすめのポケット型Wi-Fi③楽天モバイル
楽天モバイルでポケット型Wi-Fiを使用するには「Rakuten UN-LIMIT VII」のプランに加入する必要があります。
楽天モバイルで使用するポケット型Wi-Fiである「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C」は、同時に16台の端末の接続が可能です。そのため、ポケット型Wi-Fiを2人以上で使用したい場合には、とても便利であるといえます。
2022年11月現在、キャンペーンが実施されており、条件を満たすことで「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C 本体代」が実質0円となるため、キャンペーン中にポケット型Wi-Fiを購入するのがおすすめです。
おすすめのポケット型Wi-Fi④Air-WiFi
Air-WiFiは、ポケット型Wi-Fiの中でも珍しい端末をレンタルして使用するタイプのポケット型Wi-Fiです。
Air-WiFiには、プランが3つあり、料金や特徴は以下の通りです。
プラン名 | 月額料金 | 同時接続可能台数 | 最大利用時間 |
「サクッとプラン」 | 3,278円(税込) | 5台 | 12時間 |
「らくらくプラン」 | 3.377円(税込) | 10台 | 12時間 |
「まるっとプラン」 | 3,608円(税込) | 5台 | 13時間 |
最大通信容量は100GBです。
同時に使用する台数や利用したい時間によって選択するのがおすすめです。
2022年11月現在「1ヶ月お試しモニター」として、初めてAir-WiFiを利用する方は使いやすさなどを確認することが可能です。
ただし、返却処理手数料1,100円(税込)とクリーニング・メンテナンス費用として1,870円(税込)の合計2,970円(税込)が必要となります。
また、「契約期間なしオプション 月額330円(税込)」に申し込むことで、契約期間の縛りがなくなり、解約金0円で解約が可能です。
おすすめのポケット型Wi-Fi⑤MONSTER MOBIL
MONSTER MOBILEは、ポケット型Wi-Fiの中でもプランが6つもあり、さまざまな選択肢から自分に合ったプランを選べます。
以下がMONSTER MOBILの6つのプランの詳細です。
プラン名 | 月額料金 | 解約料金 |
2年契約・20GB | 1,980円(税込) | 1,980円(税込) |
2年契約・50GB | 2,530円(税込) | 1,980円(税込) |
2年契約・100GB | 2,940円(税込) | 1,980円(税込) |
縛りなし・20GB | 2,640円(税込) | なし |
縛りなし・50GB | 3,190円(税込) | なし |
縛りなし・100GB | 3,938円(税込) | なし |
MONSTER MOBILEは、端末を無料でレンタルできるため、端末代が必要ありません。
また、GBが足りなくなった場合は、500MB・1GB・3GB・7GB・30GBをチャージして使用できます。
テレワーク・リモートワークでの中古スマホ・タブレット・PC購入はセカスマで!
テレワークやリモートワークで必要となるのは、ポケット型Wi-Fiだけではありません。
テレワークやリモートワークでは、スマホをはじめ、タブレットやPCが必要です。
セカスマでは、テレワークやリモートワークで使用しやすい中古スマホや中古タブレット、中古PCが多数取り扱っています。
中古スマホや中古タブレット、中古PCは新品で購入するよりも安価です。品質に不安を持たれることもあるかもしれませんが、セカスマの中古スマホや中古タブレット、中古PCは専門の業者がクリーニングや目視チェック、調整や修理を行っているため、安心して使用できるといった特徴があります。