「xperia 1 iii」の価格はいくらになる?新品と中古品を比較してみた
イントロダクション
「xperia 1 iii」はSONYのハイエンドスマートフォンであり、2021年7月9日に大手通信キャリアのNTTドコモ、ソフトバンク、KDDIが揃って発売しました。
2024年2月で発売されて2年8ヶ月経過し、中古品になれば当初の価格よりどの程度下がっているのか気になるところです。「xperia 1 iii」は写真や映像をきれいに撮影できることで注目されましたが、発売当初は価格が高いため欲しくても買えなかった方はいると思います。
この記事では発売当初の販売価格や特徴、スペックなどを紹介し、中古品の販売店や価格帯を比較して解説します。「xperia 1 iii」の現在の販売価格が気になる方はこの記事を参考に、少しでもお得に手に入れて楽しめるように考えてみてください。
「xperia 1 iii」 の特徴やスペックは
「xperia 1 iii」は「ワンマークスリー」と呼ばれ、SONYが製造したハイエンドスマートフォンです。
「xperia 1 iii」の特徴は以下のようになり、写真や映像を重視してスマートフォンを選ぶ方に向いています。
・映像の世界に入り込んだような雰囲気を味わえる
・カメラ機能は4つの焦点距離でイメージ通りの撮影が可能
・急速充電に対応できる大容量のバッテリーを搭載
・3年使っても劣化しないバッテリー
・大画面のため写真や動画を楽しめる
・世界初のデュアルフォトダイオードセンサー搭載の可変式望遠レンズを搭載
・手が濡れたままでも操作できる防水機能がありタッチ精度が高い
・高性能のオートフォーカスで被写体を瞬時に捉える
・解像度が低い動画でも鮮明な映像に変換できる
・被写体を忠実に再現できる
・メモリは256GBまたは512GBと容量が大きく動画やゲームをスムーズに楽しめる
・ゲームエンハンサー機能があるためゲームを心ゆくまで楽しめる
・本体側面の電源ボタンに指紋認証センサーを搭載
以上のように、「xperia 1 iii」は写真や動画、ゲームを楽しみたい方に向いているといえます。しかし、4G対応で5Gには対応していないため、インターネットをメインにスマートフォンを使う方には不向きです。
「xperia 1 iii」 の端末価格は?
「xperia 1 iii」の端末価格は発売当初には通信キャリア会社ごとに決められていましたが、2024年2月時点では2年8ヶ月も経過しています。このため、中古で買うと新しいバージョンの端末が発売され、値段も下がっていて購入のハードルが下がりました。
次に、端末の発売開始時点と、中古の販売店ごとにそれぞれの金額を比較します。
発売開始時点の大手携帯電話会社の定価を比較
はじめに、「xperia 1 iii」の発売開始当時の端末価格は通信キャリア会社ごとに異なりますが、2021年7月9日に一斉に販売開始されました。
それぞれの通信キャリア会社ごとの端末の販売価格をまとめました。
NTTドコモ(「スマホおかえしプログラム」対象) | 154,440円 |
au(「かえトクプログラム」対象) | 178,000円 |
ソフトバンク(「トクするサポート+」対象) | 188,640円 |
NTTドコモは料金プラン「スマホおかえしプログラム」に加入すると154,440円になりますが、他社よりも安くなっています。
一方、KDDI株式会社のauは料金プラン「かえトクプログラム」に加入して178,000円、ソフトバンクは料金プラン「トクするサポート+」に加入して188,640円と高めでした。
ちなみに、「xperia 1 iii」の前モデルである「xperia 1 ii」の端末価格は以下のようになり、通信キャリア会社ごとに異なっています。
NTTドコモ | 118,052円 |
au | 133,600円 |
ソフトバンク | 取扱なし |
それぞれの端末価格を比較するとNTTドコモは36,388円、auは44,400円の上昇になり、機能やスペックが上がったものの3割程度上がったことになります。しかし、端末の価格は新しいバージョンが発売されると安くなり、買い替えて不要になったら中古スマートフォンの販売店に売却されます。「xperia 1 iii」も同様に発売開始から2年8ヶ月経過しているため、中古スマートフォンの販売店が買い取って販売しています。
中古端末の価格は?
「xperia 1 iii」の中古端末の価格は販売店ごとに価格帯が異なり、メモリが大きくなれば値段も上がります。また、発売開始当初は256GBのみしか取り扱っていませんでしたが、のちに512GBにメモリを増やした機種が登場しました。
中古で「xperia 1 iii」を購入したい方は以下の記事を参考に、予算に合わせて選ぶようにしてみましょう。
価格コムで比較
はじめに、複数の販売店の情報を比較したサイトである「価格コム」で、「xperia 1 iii」の中古端末がいくらで販売されているか調べてみると以下のようになります。
メモリ | 価格帯 |
256GB | 51,280円~65,980円 |
512GB | 63,180円~69,980円 |
中古端末はSIMフリーのため、利用中の通信キャリア会社のプランを変えずにSIMカードを差し替えると使えます。このため、今まで使っていた端末を売却すると査定金額を受け取れるため、「xperia 1 iii」をさらにお得に購入できて便利です。
価格コムで紹介されている価格帯はメモリが256GBなら51,280円〜65,980円になるため、2021年7月に発売された当初と比較すると3分の1程度です。販売価格は端末の状態や取扱店舗ごとに変わってくるため、詳細を確かめてから選ぶようにしましょう。
イオシスで比較
次に、中古スマートフォン端末販売店で、「けっこう安い。」をコンセプトにして安く販売するイオシスの価格帯を紹介します。
メモリ | 価格帯 |
256GB | 39,800円~54,800円 |
512GB | 50,800円~59,980円 |
「xperia 1 iii」はメモリが256GBであれば39,800円〜54,800円の価格帯であり、価格コムよりも1万円程度安くなります。また、512GBの場合でも価格帯は50,800円〜59,980円の範囲であるため、通常の中古スマートフォン販売店よりもお得です。
しかし、価格コムのように初期不良保証や返品保証がないため、購入して不具合が発生した場合に対応できないなどリスクがあります。このため、格安の中古スマートフォン販売店を利用するときは値段の安さだけでなく、安心して購入できるか確かめることが大事です。
中古で「xperia 1 iii」を購入するときの注意点
中古で「xperia 1 iii」を購入したいと考えている方は中古スマートフォン販売店を利用しますが、以下のようにメリット・デメリットがあります。
メリット
・発売開始当初の価格よりも大幅に安く購入できる
・機種の選択肢が多い
・すぐに手に入る
デメリット
・状態が悪い場合がある
・セキュリティに不安がある
・赤ロムのリスクがある
このため、「xperia 1 iii」をお得に購入するためには以上の項目を確かめ、デメリットに関しては販売店の対応を調査して選ぶことが重要です。また、販売価格が安すぎる場合は前の所有者が長く使って傷んでいる場合もあるため、販売店でスタッフと確かめるか商品の説明をきちんと読んでから選ぶようにしましょう。このほか、格安の中古スマートフォン販売店では返品や交換の保証がなく、不良品に当たった場合は自分で対応することになるため注意しましょう。
まとめ
「xperia 1 iii」の販売価格は2024年2月時点で2021年7月から2年8ヶ月経過しているため、中古スマートフォン販売店で3分の1程度の相場になっています。ただし、販売店ごとに価格帯が異なるため、内容を比較して予算や好みに合わせて選ぶことをおすすめします。
「xperia 1 iii」はカメラや動画、ゲームなどを楽しみたい方に向いていますが、4Gに対応しているため、5Gのスマートフォンを買いたい方は注意が必要です。また、中古の「xperia 1 iii」を購入するときは値段の安さだけでなくトラブルがあったときに対応できるか確かめ、安心して利用できる方法を選びましょう。