コンパクトで使いやすい!iPhone 12 miniの特徴やメリットデメリットを徹底解説
2020年に発売されたiPhone12シリーズの中で「mini」モデルが初めて登場し、コンパクトで使いやすいと人気を集めています。
iPhone12miniというその名の通り、片手でも操作がしやすいコンパクトなサイズ感が最大の特徴で、重さもこれまでのiPhoneよりも圧倒的に軽い。そのサイズ感は過去のiPhoneと比較しても明らかです。
年々性能が向上し、新たなシリーズの発売に期待がかかるiPhoneにおいて、サイズや重さも大きくなる印象があった中、コンパクトでスマートにiPhoneを使いたいというユーザーのニーズに応える形で「iPhone12mini」は登場しました。
その魅力としようおけるメリットデメリットについて解説していきます。
iPhone12miniのスペック
まずはiPhone12miniのスペックを見ていきます。
項目 | 詳細 |
画面サイズ | 5.4インチ |
ディスプレイ方式 | Super Retina XDRディスプレイ(有機EL) |
解像度 | 2,340 x 1,080ピクセル476ppi |
メインカメラ | デュアル12MPカメラ光学手ブレ補正 |
フロントカメラ | TrueDepthカメラ12MP絞り値 ƒ/2.2ビデオの拡張DR:30fps手ぶれ補正(4K,1080p,720p)4Kビデオ:最大60fpsDolby Vision:最大30fps1080p HDビデオ:最大60fpsスローモーション:1080p/120fpsナイトモード |
認証方式 | 顔認証「Face ID」 |
電池容量 | 2,227mAh |
iPhone12miniでは有機ELのディスプレイを採用しています。有機ELはiPhone11から登場したディスプレイで、従来の液晶と変わりより鮮やかな色彩表現が可能となり、小型化、省電力化を実現しています。
有機ELは特にタッチの反応速度が早く、スマホゲームとの相性もいいと言われています。
カメラは広角、超広角カメラを搭載、ナイトモードにも対応しています。
もう少し詳しく見ていきましょう。
iPhone 12 miniの特徴はコンパクトでも高性能
iPhone12シリーズは、iPhone12,iPhone12pro,iPhone12pro max,そしてiPhone12miniの4種類が発売されています。
今回ピックアップするiPhone12miniは、この12シリーズから登場したモデルです。
miniという名の通り、コンパクトなサイズ感が売りのようですが、サイズが小さくなることで性能やスペックに他と劣るのではないかという声もあるようです。
それでの、多くの人気を集めている理由にはユーザーが「mini」サイズでも十分満足感を感じられる性能の高さがあります。
iPhone12miniの性能、特徴について一つずつ紹介します。
コンパクトなサイズが使いやすい
最大の魅力でもある特徴は、コンパクトなサイズ感です。iPhoneに限らずスマートフォンユーザーにとって、片手に収まるサイズ感は求めてきたものです。
サイズが大きいと片手での操作性に欠け、不便さを感じる瞬間も少なからずありました。
iPhone12miniのサイズは下記の通りになっています。iPhone12との比較で見てみます。
画面サイズ | 高さ | 厚さ | 幅 | 重さ | |
iPhone12 | 6.1インチ | 146.7mm | 7.4mm | 71.5mm | 162g |
iPhone12mini | 5.4インチ | 131.5mm | 7.4mm | 64.2mm | 133g |
Appleによると、iPhone12miniは世界最薄、最小、最軽量と発表しています。
幅は64.2mmでiPhone12の71.5mmと比べると、7.3mmの違いがあります。片手で持って見るとその違いは明らかです。
最新のiPhone14シリーズの中で最も幅が大きいiPhone14pro maxは幅が77.8mmあります。およそ1.3cmもの差があることを考えると、miniシリーズのコンパクトさは際立っています。
iPhoneを片手で楽に操作したいと感じたことがある人は多いのではないでしょうか。そういう方のニーズを満たしたコンパクトさを実現しています。
A14 バイオニックチップを搭載
コンパクトなサイズ感は良くても、性能が他のモデルより大きく劣るようなら購入に検討の余地が生まれてしまいます。
サイズが小さいとその分中身の性能に疑問を持ってしまうのも仕方がありません。
しかし、どうやらそんな心配をする必要はなさそうです。
iPhone12miniはA14バイオニックチップを搭載しています。
Appleで独自のチップが登場したのは2010年のiPhone4とiPad、それから年々チップのアップデートを続けてきました。
そしてたどり着いたA14バイオニックチップ。A14チップの一番の特長は、毎秒11兆回にも及ぶ演算が可能な点です。高速演算が可能になったことで、機械学習において2倍の高速化
を実現しました。
チップの高速化によって画像処理も機械学習が利用され、iPhone12シリーズよりスマートHDR 3が搭載されました。
スマートHDR 3搭載により、光や影、被写体の輪郭を自動で調整することが可能になり、より鮮明な写真撮影を実現。
また、A14バイオニックチップは業界初の5nmという小ささを誇り、高性能を維持した省電力化のチップとなっています。
カメラ性能の向上
iPhone12miniでは、超広角カメラと広角カメラが搭載されています。
iPhone12mini | 特徴 |
超広角 | 1,200万画素 1/3.4型F2.4 13mm相当 |
広角 | 1,200万画素 1/2.55型F1.6 26mm相当像面位相差AF光学式手ぶれ補正 |
インカメラ | 1,200万画素 1/3.6型F2.2 23mm相当 |
最大の特徴とも言えるのは超広角カメラでナイトモードに対応したことです。これによって、超広角の夜景写真を綺麗に撮ることができます。
iPhone12pro maxと違う点は以下の通り
iPhone12mini | iPhone12pro max | |
望遠レンズ | ー | f / 2.0 |
光学ズームイン | ー | 2倍 |
デジタルズーム | 5倍 | 12倍 |
手ブレ補正 | 光学式 | センサーシフト光学式 |
画質 | 4K / 30fps | 4K / 60fps |
性能に差はあるものの、iPhone12miniでも十分なカメラ機能の充実を感じられるスペックです。
カメラに最大のスペックを求めないのであればiPhone12miniはとても優秀と捉えてもいいでしょう。
iPhone 12 miniのメリットとデメリット
iPhone12miniの最大のメリットは、やはりコンパクトながらも高性能チップやカメラを搭載している点でしょう。
片手に収まり画面の端も無理なくタップできるサイズ感は使用におけるストレスを感じさせず、ポケットの収まりも抜群に良いです。
5Gにも対応しているので、通信回線における不安はなさそうです。
デメリットを挙げるとすれば、バッテリーの持ちがそこまで期待できないことが挙げられます。サイズがコンパクトな分、積めるバッテリーが小さくなることは想像できると思います。長時間の使用が考えられる際はモバイルバッテリーの準備も検討の余地がありそうです。
miniである分、他モデルから変えた時には画面のサイズに窮屈さを感じることもあるでしょう。
iPhone 12 miniの価格と販売状況
現在のiPhone12miniのSIMフリー端末の販売価格状況を調べてみました。
64GB | 128GB | 256GB |
74,800円〜 | 79,498円〜 | 109,800円〜 |
参考: https://kakaku.com/keitai/smartphone/model/M0000000825/
安くもなく高くもなく、まあこのくらいでしょうといった価格帯ですね。
古いモデルを使っていて、新しい機種の購入を検討していて、できればコンパクトさを重視したい方はiPhone12miniを検討してみてください。
まとめ
iPhone12miniのスペックや特徴について、コンパクトながら高性能で、カメラ性能の向上やA14バイオニックチップ搭載を中心にまとめてました。
チップのアップデートによる機能の充実は明らかで、proシリーズ出なくてもカメラや画質が満足できるのはA14バイオニックチップのお陰でもあります。
片手で操作しきれないといった声がある中で、miniは多くのユーザーのニーズに応えている機種であることは間違い無いでしょう。