中古でも大丈夫?docomoのSIMロックを解除する方法

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スマホの本体代金を節約したり、すでに発売終了になっているスマホを買ったりするのに中古のスマホを利用するという人も多いかもしれません。この記事では、購入したdocomoの中古スマホのSIMロックされていた場合の解除方法について解説していきます。

目次

中古でもOK!docomoでSIMロックを解除する条件

docomoでSIMロック解除をするには、一定の条件をクリアしているスマホである必要があります。そのため、現在使用しているdocomoのスマホが必ずSIMロックを解除できるというわけではありません。条件をクリアしているのかをまず確認するようにしましょう。

ネットワーク利用制限中でないこと

ネットワーク利用制限とは、docomo等のキャリアで購入したスマートフォンの分割払いが滞ったり代金が支払われなかった場合など一定の条件で、キャリアから通信に制限がかけられてしまい一切の通信ができなくなる状態のことを指します。

ネットワーク利用制限のチェックサイトで状態を確認すると、以下のいずれかの結果になります。

〇: 利用制限がかかっておらず、電話・インターネットが問題なく使える

△: 現時点では制限がかかっていないが、将来的に×になる可能性がある

×: 利用制限がかかっている

―: IMEI番号(製造番号)が確認できないもの

上記のうち、ネットワーク利用制限中(×)の端末はSIMロック解除ができません。スマートフォンのネットワーク利用制限の状態は、端末固有の製造番号(IMEI番号)をdocomo公式ページで入力することにより調べる事ができます。SIMロック解除をする前にぜひご確認下さい。

購入日から101日経過した機種であること

SIMロック解除対象の機種である場合でも、購入してから100日未満であるとSIMロック解除をすることはできません。auのSIMロック解除をするためには購入してから101日経過する必要があるため、最近機種変更した人はしばらく待つ必要があります。

ただし、スマホを購入する際に一括で支払っている場合は101日を待つ必要がなく、即日SIMロック解除をすることができます。

端末が分割払いの場合はクレジット払いにしていること

本体代金を割賦支払(分割支払)中でも、SIMロックを解除する端末に紐付く通信回線の月額料金の支払い方法がクレジットカード払いの場合には、即日SIMロック解除が可能になっています。

中古でもOK!docomoのSIMロック解除方法

docomoのSIMロックの解除方法をまとめました。SIMロック解除を自分で行う場合はIMEI番号と呼ばれる端末の識別番号が必要となりますので、あらかじめ準備しておくと良いでしょう。

My docomoの場合

My docomoからのSIMロック解除の申し込み手順は以下のとおりです。

1.いずれかの方法で端末のIMEI番号を確認しておく

・電話発信画面で「*#06#」と入力する

・androidの場合、設定 > 端末情報 > 端末の状態

・iPhoneの場合、設定 > 一般 > 情報 

2.My docomoにアクセス

3.ドコモオンライン手続きをクリックし、「SIMロック解除 → お手続きへ」の順で進む 

4.IDとパスワードを入力してMy docomoにログイン 

5.IMEI番号を入力し、「次へ」をクリック 

6.注意事項などをチェックして、「手続きを完了する」をクリックすると申し込み完了

ドコモショップの場合

ドコモショップ店頭での手続きを行う場合は、SIMロック解除を希望する端末本体と、本人確認書類の持参が必要です。顔写真の付いていない本人確認書類しかなくても、健康保険証であれば補助書類は必要ありません。

なお、2011年4月〜2015年4月に発売された機種の場合、ドコモショップのみでの受付となり、機種種別にかかわらず、SIMロック解除手数料3,300円(税込)が必要となります。

電話の場合

2015年5月以降発売の機種である場合、電話からの手続きも可能です。ドコモの携帯電話からは「151」、それ以外の一般電話からは「0120-800-000」から窓口につながります。受付時間は午前9時〜午後8時までです。

暗証番号やdアカウントのパスワードを求められることもあるため、手元に用意をしておきましょう。電話で手続きをする場合も、SIMロック解除手数料として3,300円(税込)が発生します。

docomoでSIMロックの解除手続きが不要なケース

次はSIMロックの解除手続きが不要なケースをご紹介します。SIMロック解除を検討している方はぜひご参考になさってください。

2021年10月1日以降に端末を購入している場合

2021年10月1日以降に新たに発売されたスマホは、SIMロックはされていないのでロック解除の手続きは不要です。一方、2021年10月1日より前に発売されたスマホについてはガイドラインの対象外のためSIMロック解除の手続きが必要になります。

なお、元々SIMロックをかけていない状態で販売されているスマホは、当然、SIMロック解除の必要がありません。

Appleストアで販売されているiPhone、Google Storeで販売されているPixelなど、スマホメーカーが自ら販売している場合は基本的にSIMロックがかかっていない「SIMフリー」なので、どの通信会社のSIMカードでも入れて使うことができます。

docomoの回線を使用している格安SIMに乗り換える場合

SIMロックの解除をしない場合で、今までのスマホを格安SIMでも継続利用したい人は、購入元のdocomoと同じ通信回線(今までdocomo契約→格安SIMでもdocomo回線)を選べば、原則SIMロック解除が不要でそのまま利用ができます。

1回線しか用意のない格安SIM会社もありますので、利用できる回線に制限がある方は、契約したい格安SIM会社が提供している回線の種類を確認しておきましょう。

docomoのSIMロックを解除する際の注意点

SIMロックの解除に失敗しても大きなトラブルにはなりませんが、SIMロック解除に費やした時間や手間が無駄になってしまいます。そのため、失敗しないコツを把握しておくことは決して無駄ではありません。次にSIMロック解除する際の注意点をご紹介します。

バックアップを取っておく

SIMロックを解除するだけではデータの消失や変化が起こる可能性はかなり低いですが、万が一不具合が起きた場合、保証されません。

また、スマホを購入した通信会社以外のSIMカードを利用するにあたっての動作確認・動作保証などもありません。

端末保証は行われないので、SIMロック解除を行う際には、あらかじめ自身でバックアップを作成しておくと良いでしょう。

スマホの対応周波数帯(バンド)を確認する

SIMロックを解除したスマートフォンでも、どの通信会社の回線でも必ず利用できるわけではありません。スマートフォンを利用するには、通信会社の提供する回線の周波数帯(バンド)と、お手持ちのスマートフォンが対応している周波数帯が一致している必要があります。

格安SIMを提供する会社の場合も、基本的にはそのサービスで利用している回線の周波数帯に準じています。たとえば、docomo回線の格安SIMを提供する会社なら、基本的にはdocomoの周波数帯への対応を確認しておけば利用ができます。

SIMロックを解除したスマートフォンを他社、もしくは海外で利用する場合は、対応周波数帯をしっかり確認しておきましょう。

条件を満たせば中古でもdocomoでSIM解除してもらえる!

中古スマホにSIMロックがかかっている場合、各キャリアで解除が可能です。各社ともオンラインで手続きすれば無料で解除できます。SIMロック解除の手続きが面倒な場合は、SIMフリーまたはSIMロック解除済みの中古スマホを購入すると良いでしょう。

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