スマホのギガが足りない?ストレージ容量とデータ通信量を自分で確認する方法
スマホを使う上でよく聞く「ギガ」は主に2つの場面で使われます。1つはスマホ本体のストレージ容量を表す際に、もう1つはモバイルデータの通信容量として使われます。両方共にその大小が使い勝手を左右することもありますので「ギガ」数の確認方法を解説していきます。
スマホのストレージ容量(ギガ)を自分で確認する方法
旅行などで大量の動画や写真を撮った時、スマホの空き容量があとどれくらい残っているか心配になる方もいるでしょう。ストレージにどのくらい空き容量があるのか、確認する方法を解説します。
スマホ本体で確認する
iPhone・Androidそれぞれの空き容量を確認する方法を以下で紹介します。
<h4>iPhoneの場合</h4>
iPhoneの空き容量を確認する方法は以下の通りです。
(1)ホーム画面から歯車アイコンの「設定」アプリを選択
(2)設定画面にて「一般」の項目をタップ
(3)一般画面にある「iPhoneストレージ」を選択
(4)容量の最大値と現在使用済みの容量が最上部に表示されます。
<h4>Android</h4>
Androidの場合、スマホの空き容量を確認する方法は機種によって異なる場合があります。以下では一例を紹介します。
(1)ホーム画面またはアプリの一覧から、歯車アイコンの「設定」を選択
(2)設定画面から「ストレージ」の項目をタップ
(3)写真・動画・アプリなどデータの項目ごとにストレージ容量が表示されます
スマホのデータ通信量(ギガ)を自分で確認する方法
スマホで使ったモバイルデータ通信量を確認する方法をご紹介します。通信速度制限にならないためにデータ通信量を知ることは大切ですので、しっかりと覚えておきましょう。
スマホ本体で確認する
モバイルデータ通信量やアプリごとのモバイルデータ通信量は、スマホ本体で簡単に確認できます。
アプリ「設定」>「モバイル通信」>ここで「モバイルデータ通信」欄を見れば、すべてのモバイルデータ通信量やアプリ毎のモバイルデータ通信量がわかります。
データの集計は、画面一番下にある「統計情報をリセット」をしてからの合計になります。 例えば、月間で知りたい場合は 1日になったらすぐにリセットしてしておく必要があります。
キャリアのWEBページで確認する
データ通信量を把握したい場合、各キャリアが用意している通信量確認サイトで確認できます。特に、ほかの回線(家族)の利用分も 把握する必要があるプランでは、サイトでの確認が一層大切となります。
アプリを使う方法
専用のアプリを使えば、iPhoneで使ったデータ通信量を知ることができます。 月に使えるデータ量を設定しておけば指定したデータ上限との差を通知してくれます。 時間毎の使用量表示機能やアプリ毎の通信状況を監視できる機能などがあり便利です。各キャリアからアプリが出ているのでインストールしておくと良いでしょう。
ギガ不足解消!スマホのストレージ容量を節約しよう!
スマホのストレージ容量がいっぱいになると、写真・音楽の保存やアプリのダウンロードができなくなることがあります。スマホの空き容量を増やす方法はいくつかありますが、代表的なものを以下にまとめました。
不要なデータやアプリを削除する
日常的に写真や動画を撮っている方は、気づかない内にデータ容量がいっぱいになっているかもしれません。旅行などで大量に写真を撮った場合は、必要な分だけをピックアップし、そのほかは思い切って削除するのが良いでしょう。
キャッシュを削除する
アプリの場合は、前回使用した時点の設定や状況をキャッシュとして端末に保存しています。キャッシュを利用するとアプリを起動する際に読み込むデータ量が少なくなるので、前回データの素早い表示が可能になります。
キャッシュは便利ですが、デメリットもあります。サイトの閲覧数や使用するアプリが多くなると、それぞれのキャッシュデータによってスマホの容量が圧迫されます。定期的にキャッシュを削除しておくと、スマホの空き容量を確保することができます。
クラウドサービスを活用する
自宅のパソコンに移したり、他のメモリーカードを利用する方法もありますが、最近ではクラウドサービスを利用してオンライン上にデータを保存するスタイルが定着しつつあります。
クラウドサービスを利用すると、端末に直接データを入れずに写真や動画などを保存できます。クラウドサービスならば課金して容量を増やす方法も使えるため、ストレージが足りなくなる心配は少ないでしょう。
ギガが足りない?スマホのデータ通信量を節約する方法
スマホを利用している多くの方が月末になると悩むのが通信制限だと思います。少し設定を見直すだけで劇的に通信量を節約できるようになります。スマホのモバイルデータ通信量を節約するコツをご紹介していきます。
多くのギガが必要な作業はWi-Fi環境で行う
動画やアプリ、電子書籍などのダウンロードを、自宅のWi-Fi環境で行うことで、外出先での携帯電話回線での通信を抑えることができます。
特に、映画のダウンロードや、ゲームアプリのインストールなど、データ量の大きな通信は、自宅のWi-Fi環境下などで済ませるように心がけましょう。なお、多くの動画サービスでは、動画をダウンロードして、一時保存できる機能もあります。
外出先では一時保存した動画をオフラインで視聴すれば、ダウンロードしながら視聴するストリーミング再生に比べて、データ通信量を節約できます。こうした一時保存の機能も上手に活用しましょう。
バックグラウンドアプリをこまめにオフにする
スマホのアプリは端末を使用していなくてもバックグラウンドで通信をして、最新の情報を取得している場合があります。バックグランドが不要のアプリを選別し、更新をオフにしましょう。
位置情報サービスはオフにする
アプリの中にはインストール後の起動で早速、位置情報サービスの許可の有無を求められるものがあります。位置情報サービスはGPSやモバイルデータ通信が発生するため位置情報を許可しているアプリが多いと通信量も大きくなります。
元々インストールされているマップアプリやGoogle mapなどのナビゲーションアプリ以外で特に位置情報が重要ではないものは許可をはずしましょう。
SNSで画像や動画の自動再生をオフにする
FacebookやTwitter、インスタグラムなどのSNSアプリは初期設定だと投稿されている動画を自動で再生してしまいます。動画はデータ通信量が多いので、SNSを頻繁にチェックするという方はWi-Fi環境下以外では自動再生されないように設定を変更しましょう。
まとめ
いかがでしたか?スマホ本体のストレージ容量としての「ギガ数」も、モバイルデータ通信容量としての「ギガ数」も使う上でどちらも重要な容量となります。利用する環境に合わせて複数の設定を見直せばぐっとストレージ容量と通信容量を圧縮することができるはず。ギガ不足に陥ってしまいがちという方は、ぜひ本記事を参考に設定を変更してみてください。