iPhone SE 第2世代を今から購入するメリットは？いつまで使えるか解説

2024 7/13

2024.07.13

2020年に登場した第2世代のiPhone SEは、特に人気のあるiPhoneシリーズです。リファービッシュ品でも、2023年において売上No.1を記録しています。そのため、現在iPhone SE（第2世代）を使っているユーザーだけでなく、これから購入を考えている人も多いでしょう。ここでは、iPhone SE（第2世代）のサポート期間や性能面でのメリットについて詳しく解説します。

iPhone SE 第2世代はいつまで使える？｜目安では2026〜2027年まで

iPhone SEは、Apple社が提供するミドルレンジモデルのスマートフォンです。”SE”は”Special Edition”の略であり、特別版という位置付けで、iPhoneの旧モデルのパーツを利用して低価格で提供されています。2016年に第1世代が、そして2020年に第2世代がリリースされました。

2022年には第3世代のiPhone SEも登場しましたが、第2世代のiPhone SEは依然として人気があります。その理由は、安価でありながら高品質であることから、コストパフォーマンスに優れているからです。ただし、リリースから3年以上が経過しているため、今後の使用可能期間については気になる点です。

iPhone SE（第2世代）のサポート状況

第2世代のiPhone SEは、2023年12月現在、最新のiOSバージョンであるiOS 17.2に対応しており、OSのアップデートを受けることができます。また、iPhone SE（第2世代）は2022年3月に販売終了しましたが、Appleの修理サポート対象としては販売終了から5年間、つまり2027年3月頃までサポートされます。

これにより、iPhone SEを長期間安心して使用することができる点が魅力です。

iPhoneサポート終了の目安：販売開始から6年ほど

現在、第2世代のiPhone SEは問題なく使用できる状態です。OSのサポート終了予定や修理サポートの期限から推測すると、2027年頃まで使用可能であることがわかります。

一般的に、iPhoneのOSサポート期間は約6〜7年が目安とされています。2020年4月にリリースされたiPhone SE（第2世代）もこの基準に基づけば、2027年までOSのバージョンアップが見込まれます。

そのため、2024年頃に第2世代のiPhone SEを購入する場合でも、少なくとも2〜3年は安心して使用できると予測されます。一般的なスマートフォンの使用用途において、将来にわたって問題なく利用できるモデルであり、今から購入する価値があると言えます。

第1世代のiPhone SEは2023年9月で修理サポートの対象外

ちなみに、第1世代のiPhone SEは2018年に販売終了し、2023年9月にはAppleのサポート対象外となりました。

これにより、OSのアップデートが停止され、iOS 16以降は非対応となります。このため、アプリの更新ができず、機能に問題が生じる可能性があります。

そのため、第1世代のiPhone SEを使用しているユーザーは、第2世代または第3世代のiPhone SEへの乗り換えを推奨します。

iPhone SE 第2世代の基本的な性能・スペック

第2世代のiPhone SEは、まだまだサポートされており、性能やスペックについても見ていきましょう。iPhone SEは一般的に廉価版として認識されがちですが、Apple製品自体が高性能であり、幅広い用途に対応しています。

iPhone SE（第2世代）に関するスペック一覧

第2世代のiPhone SEの基本的なスペックは以下の通りです。

リリース年：2020年4月
ストレージ容量：64GB、128GB、256GB
重量：148g
ディスプレイサイズ：4.7インチ
端末の寸法・サイズ：138.4mm × 67.3mm × 7.3mm
プロセッサ（チップ）：A13 Bionic
メモリ：3GB
生体認証：Touch ID
バッテリー容量：1,821mAh（ビデオ再生時間目安：13時間）
5G：非対応
タッチ決済（FeliCa）：対応

iPhone SE（第2世代）の性能で高評価なポイント

第2世代のiPhone SEは2020年モデルと少し古いですが、日常生活で役立つ基本的な機能が確保されています。

プロセッサ：A13チップ（iPhone 11と同等）
防水・防塵性能：IP67（雨や水回りでの使用も安心）
電子マネー対応：FeliCa搭載
eSIM対応
ホームボタン搭載

型落ちと言われても、第2世代のiPhone SEはWebサイトの閲覧やソーシャルゲームの利用には問題ありません。また、Touch ID（指紋認証）とホームボタンも備えています。

iPhone SE（第2世代）の性能で気になるポイント

iPhone SE（第2世代）には、一部のユーザーにとって不満となる性能面の点もあります。

画面サイズが4.7インチと小さい印象
バッテリー容量が少ない
5Gに非対応
カメラ性能が高くない（広角カメラのみ）

特にカメラに関しては、第2世代のiPhone SEはシングルカメラ（広角）であり、超広角や望遠カメラには対応していません。最近のiPhoneでは標準装備のナイトモードや人物以外を対象としたポートレート機能も利用できませんので、夜景や特定の撮影条件下での写真・動画の品質が劣る可能性があります。

また、コンパクトなデザインに伴い、バッテリーの持続時間が13時間（ビデオ再生時）と短いため、外出先での使用時には充電の心配があります。5G非対応もあり、高速通信を求めるユーザーには不向きです。

そのため、画面サイズやバッテリーの持続時間に重視するユーザーや、最新のカメラ機能や通信速度を必要とするユーザーには、2022年にリリースされたiPhone 14などの最新モデルを検討することをお勧めします。例えば、iPhone 14は最大20時間の動画再生時間を実現し、カメラの性能も大幅に向上しています。