ドコモ携帯のSIMロック解除ができない原因とは?解除条件や対処法を紹介

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ドコモ携帯のSIMロック解除ができないとお困りの方は、解除条件を満たしていない可能性があります。では、SIMロックを解除するためには、どのような条件があるのでしょうか。この記事では、ドコモ携帯のSIMロックが解除できない原因を中心に、解除条件対処法について紹介しています。

目次

ドコモ携帯のSIMロック解除ができない原因

ドコモ携帯のSIMロックが解除できない方は、以下の原因が考えられます。

(1)SIMロックの解除条件を満たしていない

SIMロックを解除するためには、ドコモが定めた条件をすべて満たす必要があります。複数ある条件の1つでも該当すると、SIMロックを解除することができません。SIMロック解除ができなかった方は、解除条件を見直してみてください。

(2)購入時の契約者と現契約者の名義が違う

ドコモ携帯の購入時の契約者と現在の契約者の名義が異なっていると、SIMロックが解除できない場合があります。そこで考えられるケースは、以下の2通りがあります。

(1)未成年時に親の名義で端末を購入し、成人後に本人名に変更した場合(2)知人から譲り受けたり、中古のドコモ携帯を購入した場合

また、SIMロックを解除する方法は、ドコモショップの店頭手続きと、ドコモオンライン手続きがあります。上記の2パターンに関しては、ドコモショップのみでの対応になっているため、オンライン手続きではSIMロックを解除することはできません。SIMロックの解除ができなかった方は、端末購入時の名義を確認してみてください。

ドコモ携帯のSIMロック解除の条件

ドコモ携帯のSIMロックが解除できない原因の中で、解除条件について説明をしました。では、SIMロックを解除するためには、どのような条件があるのでしょうか。ここでは、ドコモ携帯のSIMロック解除の条件を詳しく解説します。

(1)ネットワーク利用制限がかかっていないこと

ネットワーク利用制限がかかっているドコモ携帯は、SIMロックを解除することはできません。ネットワーク利用制限とは、毎月の通信費や端末代金に未払いがある場合や、書類偽造等の犯罪による不正契約不正入手不正使用の可能性がある端末に対して、ドコモがネットワーク利用制限をかけて一切の通信利用をさせない対応が取られています。それにより、SIMロックを解除することができないのです。未払いがある方は残債を清算することでSIMロックを解除することはできますが、知人から譲られた端末の方は、解除できない可能性が高いといえます。

(2)SIMロック解除対応機種であること

SIMロック解除はすべての機種で行えるのではなく、SIMロック解除機能が搭載された機種に限ります。2015年5月以降に発売された機種のほとんどはSIMロック解除は可能ですが、2011年4月〜2015年4月の期間に発売された機種は、事前にドコモ公式ウェブサイトにてSIMロック解除対応機種かどうかを確認する必要があります。

(3)端末購入後100日以上経過していること

ドコモ携帯を分割で購入した場合は、すぐにSIMロックを解除することはできません。ドコモ携帯のSIMロックは、購入後100日以上経過している必要があります。しかし、携帯端末を一括で購入した場合に限り、100日以内でSIMロックの解除が可能です。一度契約内容を確認して、端末を購入してからの経過日数を調べてみてください。

(4)端末代金が精算されていること

ドコモ携帯は、端末代金が清算されていることを条件にSIMロック解除ができます。しかし、支払い方法にクレジット払いを設定されている場合に限り、端末代金の残債がある状態でもSIMロック解除はできます。

SIMロック解除が不要の条件

ドコモ携帯のSIMロック解除の条件を解説しましたが、SIMロック解除が不要な条件もあります。以下に該当する場合は、SIMロック解除が不要と判断できます。

(1)2021年8月27日以降に発売された機種

これまでは、どの携帯端末にもSIMロックがかけられていましたが、総務省の指示のもと2021年10月よりSIMロックが原則禁止になりました。これを受け、ドコモにて2021年8月27日以降に発売された機種を購入される場合は、SIMロックが設定されていません。そのため、SIMロック解除の手続きが不要です。

(2)2021年8月26日以前に発売された端末を一括購入している

現在、2021年8月26日以前に発売されたドコモ携帯を一括購入される場合は、SIMロックを解除した状態で手元に届きます。そのため、SIMロック解除の手続きが必要ありません。

(3)2021年8月26日以前に発売された端末をクレジット払いに設定している

現在、2021年8月26日以前に発売されたドコモ携帯を分割購入し、クレジット払いに設定している方に関しては、SIMロックを解除した状態で手元に届きます。そのため、SIMロック解除の手続きが必要ありません。

ドコモ携帯のSIMロック解除ができないときの対処法

続いては、ドコモ携帯のSIMロック解除ができないときの対処法を紹介します。

(1)SIMロック解除の条件を再確認する

ドコモ携帯のSIMロックが解除できない場合は、解除条件を再確認してみてください。SIMロックの解除ができないケースは、解除条件を満たしていないことがほとんどです。解除条件の1つでも満たしていないと、SIMロックを解除することはできません。もう一度、解除条件を見直してみましょう。

(2)ドコモショップでSIMロック解除を依頼する

SIMロック解除の操作がわからないなど、ご自分でSIMロックの解除ができない場合は、ドコモショップで申し込んでみてください。事務手数料の3,300円は必要ですが、解除条件の確認からSIMロック解除の手続きまで、ドコモショップのスタッフさんがすべて行ってくれます。

SIMロック解除する際の注意点

SIMロックを解除すると、他社で回線契約ができたり、売却時の買取価格が上乗せされたりと様々なメリットがあります。しかし、SIMロックを解除する際は以下の点に注意が必要です。

(1)データのバックアップをとる

SIMロックを解除する場合に、端末に保存されているデータが変化や消去される可能性があります。また、ドコモはSIMロック解除に伴うデータ保証を一切行っていません。そのため、SIMロック解除前にデータのバックアップをとっておくことをおすすめします。

(2)動作確認・動作保証がされない

ドコモは、SIMロック解除した携帯端末の動作確認や動作保証を行っていません。SIMロック解除した端末に他社のSIMカードを挿入すると、コンテンツサービスや端末の機能、アプリ等が利用できない可能性があります。

(3)故障対応が受けられない可能性がある

ドコモで販売された携帯端末が故障した場合は、SIMロック解除後もドコモ窓口にて修理を出すことができます。しかし、故障修理中は代替機の貸し出しがされません。また、他社のSIMカードを使用している場合は、故障内容によって回線契約をしている事業者にて修理を出さなければならないことがあるようです。

まとめ:SIMロック解除ができないときは条件を見直してみよう!

ドコモ携帯のSIMロック解除ができない原因や対処法、SIMロック解除の条件について解説してきました。SIMロック解除ができない場合は、解除条件を満たしていないケースがほとんどです。再度条件を見直してから、SIMロック解除の手続きを進めてみてください。

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