android one s7とは?
android one s7はシャープが2019年12月に発売し、ワイモバイルで取り扱っています。
発売当初はバッテリーの容量が大きく、実用的なスペックで注目されていました。しかし、2024年2月時点では4年2ヶ月経過し、後継機種が発売され価格が下がっています。
最近では、スマートフォンの新機種は価格が高いため、安くて実用的なスペックの中古スマートフォンとしてandroid one s7が人気です。
この記事ではandroid one s7のスペックや特長、メリット・デメリットなどを紹介していきます。
android one s7のスペック
はじめに、android one s7のスペックは以下の表のようになります。
サイズと重さ | 約147×約70×約8.9mm(突起部を除く)約167g |
OS | Android10 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 630(SDM630)2.2GHz(クアッド)+1.8GHz(クアッド) |
内蔵メモリ | ROM 32GB/RAM 3GB |
外部メモリ | microSDXC 最大512GB対応 |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
連続通話時間 | 3G:約2,205分/GSM:約1,100分/FDD-LTE:約2,630分 |
連続待受時間 | 3G:約1,080時間/GSM:約960時間/AXGP:約975時間/FDD-LTE:約980時間 |
ディスプレイ | 約5.5インチIGZO2,160×1,080ドット フルHD+ |
カメラ | メインカメラ約1,200万画素 CMOS 裏面照射型サブカメラ約800万画素 CMOS 裏面照射型 |
通信速度(4G) | 最大通信速度(下り)250Mbps最大通信速度(上り)46Mbps |
android one s7の特長やメリット・デメリットは次の項目でまとめますが、買い替える方は前の機種と見比べてから選ぶようにしましょう。
ちなみに、端末販売価格の相場は2024年2月時点では中古で5,000円程度ですが、販売店によって変わってきます。
android one s7の特徴
android one s7の特長は以下のように5つあり、価格が安くてもスペックは十分なスマートフォンです。
・バッテリーの容量が大きい
・シャープ技術の粋であるIGZO液晶
・シンプルで使い勝手が良いカメラ
・CPUはミドルレンジ
・堅牢性が高い端末
大容量バッテリー
android one s7のバッテリーは4,000mAhであり、シャープが「1時間の利用と23時間の待機時間で1週間」と実機を使った測定結果を発表しました。
ちなみにXperia8は2,760mAhであるため、いかに長持ちするかがわかります。また、急速充電にも対応しているため、いざというときにバッテリーが切れて不安になることはなさそうです。
シャープ技術の粋
android one s7はIGZO液晶がディスプレイとして使われ、4K8Kテレビの技術を活かしています。
このため、画質や反応精度が高くても消費電力が少ないため、スマートフォンで本格的な動画を楽しみたい方にピッタリです。また、独自技術のリッチカラーテクノロジーモバイルを搭載し、写真や動画を実物に近いよう鮮やかで美しく再現できます。
使い勝手が良いカメラ
android one s7のカメラは大型ピクセルセンサーを採用し、シャッタースピードや露光を自動的に調整して暗い場所でも明るく撮影できます。
また、新画質エンジンの「ProPix2」で被写体のブレ補正に対応し、激しく動いていてもきれいに撮影できます。写真の撮影は以下の3つの機能があり、好みに合わせて使い分けるとリアルに仕上がります。
・AQUOS beauty
・ポートレートモード
・オートHDR
カメラのレンズは1つしかないシンプルな構成ですが、メインカメラは1,200万画素でXperia8と同じ数です。
ミドルレンジのCPU
android one s7のCPUはsnapdragon630を採用し、Xperia8と同じくAndroidでは標準的です。
このため、一般的なユーザー向けのスマートフォンですが、ゲームを楽しむなら3Dゲーム以外なら問題はありません。しかし、3Dゲームなど容量が大きいと負荷がかかるため、するなら他の機種を選ぶようにしましょう。
落としても壊れにくい
android one s7はアメリカ国防省のMIL企画の試験で19項目をクリアし、落としても壊れにくいことが特長です。
また、防水防塵性能、おサイフケータイにも対応し、日常生活での使い勝手が良いスマートフォンです。このため、安くても丈夫なスマートフォンを探している方にピッタリの端末だといえます。
濡れた手でも操作できる
android one s7のディスプレイは防水機能があるIGZO液晶のため、画面に水滴がついてもきちんと反応します。
また、タッチパネルは濡れた手でも画面に触れてスムーズに操作できるため、湿気が強い場所でも気軽に使えます。そのほか、防塵機能があるため汚れた手でも問題なく操作でき、反応が遅くてストレスになることを防げます。
android one s7のメリット
android one s7のメリットは以下の4つになります。
・バッテリー持ちが良い
・バランスが取れて普段の生活で使いやすい
・おサイフケータイが使える
・水やホコリを防ぐため安心
・国産メーカーのため安心
はじめに、android one s7の特筆すべきメリットはバッテリー持ちであり、充電回数が少なくてもバッテリー切れの心配をしなくて済みます。逆に、バッテリー持ちが悪いといざというときに使えなくて困るため、頻繁にゲーム(3Dゲーム以外)や動画などを見る方にはうってつけのスマートフォンです。
次に、スペックが標準的であるため、メールや電話などもスムーズにできます。このため、スペックが高すぎて高額になることや、低すぎて動作が制限されるなどの心配をしなくても済みます。
次に、おサイフケータイは現金の代わりに使えてスムーズに決済できるため、対応していると手間が省けて便利です。
次に、防塵防水機能のため湿気や汚れにも耐えられ、濡れた手でもディスプレイが反応します。このため、手についた湿気や汚れが付着しないため、こまめにディスプレイを拭き取らなくてもきれいに見えます。
最後に、android one s7は国産メーカーであるシャープ製のため、中国や韓国、アメリカなど海外のメーカーでないため安心して使えることです。海外メーカーは独自のOSしか入っていない機種もあるため、国産メーカーにこだわる方にはうってつけだといえます。
android one s7のデメリット
一方、android one s7のデメリットは以下の5つになります。
・指紋認証が使えない
・重さが重い
・SIMロックがかかっている
・購入時に充電器がない
・メモリやストレージが少なめ
最初に、指紋認証が使えないため、ロック解除はパスワードのみになります。
ロックの方法はパスワードにすると瞬時に操作したいときに困るため、頻繁に電話やメールなどのやり取りする方には不評のようです。また、スマートフォンは一定時間操作しないとロックされるため、指紋認証がないと解除するために手間がかかります。
次に、重さが重くなればポケットに入れづらいため、カメラや動画の撮影などで不便を感じることもあります。また、スマートフォンは重量が重くなると操作しづらくなるため、できるだけ軽い端末がほしい方は別の機種を探しましょう。
次に、android one s7はワイモバイル端末のため、SIMロックがかかっています。
このため、ソフトバンクやドコモ、auなど他社で使えないため、不便に感じている方もいます。ただし、ワイモバイルのマイページから簡単に解除でき、それほどデメリットではないといえそうです。
次に、購入時に充電器がついていないため、使う前に購入する必要があります。充電器はワイモバイルのショップでは3,300円程度ですが、安く買うなら100円ショップでも売っています。
最後に、メモリは3GB、ストレージは32GBのため、インストールできるアプリの数が限られます。
このため、不要になればアンインストールしないと容量を超えてしまいます。
まとめ
android one s7は2019年12月に発売されたシャープ製のスマートフォンであり、ディスプレイが見やすく電池持ちが良いことが特長の端末です。
このため、中古スマートフォンを購入したい方にピッタリで、価格は5,000円が相場ですが販売店や状態によって変わってきます。ただし、メモリやストレージの容量に制限があるため、アプリを多く入れたり容量が大きいゲームをしないようにしましょう。