iPhone 8 Plusが今も愛されている理由・そのスペックと魅力とは

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iPhoneは長期間の使用にも耐えられるよう設計されており、現在でもiPhone 8 Plusを使っている人は珍しくありません。この記事では、これからiPhone 8 Plusの購入を検討されている方に向けて、スペックや魅力を解説していきます。

目次

iPhone 8 Plusの外観・デザイン

iPhone 8 Plusは2017年9月に発売された古い機種ではありますが、機能・性能・デザインなどが優れたおすすめの機種です。まずはデザイン・カラーを解説します。

5.5インチの大画面ディスプレイ

iPhone 8 Plusは5.5インチの大画面ディスプレイが特徴のスマートフォンです。最近のスマートフォンとしてはむしろ小さいサイズとなっていますが、指紋認証を搭載しているiPhoneとしては最大の画面サイズを有しています。

iPhone 8/8 PlusともにRetina HDのIPS液晶ですが、解像度が異なります。iPhone 8が1,334 × 750(326ppi)に対して、iPhone 8 Plusは1,920 × 1,080(401ppi)とiPhone 8 Plusの方が大画面にして高解像度となっています。よくゲームをする方、大画面で見やすさを重視する方はiPhone 8 Plusをおすすめします。

背面は高級感漂うガラス素材

デザイン面は前モデルのiPhone 7 Plusと似たようなものとなっていますが、背面パネルは光沢ガラスを採用し、シンプルで高級感漂うデザインとなっています。またフレーム部分には、航空宇宙産業で使われているものと同じグレードのアルミ製を採用しているため、高級感のある質感と耐久性が向上しています。

ただし、ガラス素材である以上、万が一落下してしまった場合のガラス割れには少し不安があります。できれば指紋の付着や落下による背面のガラス割れを防ぐ為のフィルムやケースを別途装着しておくことをおすすめします。

カラーバリエーション

iPhone 8 Plusはゴールド・シルバー・スペースグレイ・(PRODUCT)REDの4色構成となっています。背面のデザインは「iPhone」の文字のみになりシンプルな仕上がりになっています。

背面パネルの素材がアルミニウムからガラスに変更されたことで、iPhone 7シリーズまであったアンテナラインは完全に消滅し、よりシンプルですっきりしたデザインに仕上がっています。

広角レンズと望遠レンズのデュアルカメラ

カメラのスペックは、iPhone 7 Plusから大きな変化はないものの、HDR(ハイダイナミックレンジ)やホワイトバランスなどが調整された事で、より高画質な撮影が可能になりました。それでは詳しくてみていきましょう。

物撮りに便利なポートレートモード

iPhone 8 Plusのアウトカメラには、1,200万画素 F値1.8の広角レンズと1,200万画素 F値2.8の望遠レンズが搭載されていて、通常の撮影の場合は広角カメラ、ズーム撮影の場合は望遠カメラといったように状況によって自動で切り替えてくれます。

iPhone 8 Plusのポートレートモードでは細かい部分よりシャープに、背景のぼかしは自然になり、暗い場所での撮影やカメラのフラッシュの感度も向上しています。

新しく追加されたポートレートライティング

iPhone 8 Plusのポートレートモードは、それに加えて、その距離情報をより活かして、ライティングを自動的に行うようになっています。また、「HDR」機能も自動でオンになるように変わったので、同機能を今まで使いこなしていなかったカメラに詳しくない人でも、白飛び(画像の明るい部分が真っ白になってしまうこと)を防いで撮影できます。

進化したLivePhotosのエフェクト

Live Photosは動きのない風景より、動物や波、花火など、動く被写体の一場面を逃がさず撮りたいときにぴったりな機能です。特に大事な写真はLive Photosで撮影しておけば記念写真としてより味わい深いものになるかもしれません。お気に入りのライブフォトはiPhoneの待ち受け画面の壁紙にも設定できます。

同時発売されたiPhone Xとの比較

iPhone XはiPhone 8 Plusと同時に発表されたモデルですが、購入を検討している人の中には、これらの違いがよくわからない、どの機種にすれば良いか迷ってしまう、と疑問に思っている方も多いはず。そこでここではiPhone XとiPhone 8 Plusを比較していきます。

iPhone Xはフルディスプレイを採用

iPhone 8 PlusはiPhoneの象徴とも言うべきホームボタンを搭載していますが、iPhone Xではこのホームボタンが搭載されておらず全面ディスプレイになっていることも大きな違いです。

iPhone 8 Plusが5.5インチのディスプレイ、iPhone Xが5.8インチのディスプレイをそれぞれ搭載しています。ディスプレイサイズを数値的に表現しても、いまいちピンと来ないかもしれませんが、iPhoneは片手に持って操作することが基本であるので、本体サイズの違いは使用感に大きく影響します。

顔認証と指紋認証の違いを比較

iPhone 8 PlusとiPhone Xはセキュリティ認証方式が大きく異なります。iPhone 8 Plusはホームボタンを搭載しており、登録した指をホームボタン上に置くと指紋認証Touch IDによりロック解除等のセキュリティ認証が行えます。

iPhone Xでは、True Depthカメラを使った顔認証Face IDでセキュリティ認証を行います。Touch IDとFace IDはそれぞれ一長一短です。Touch IDとFace IDが搭載されているiPhoneは本体やディスプレイの大きさ、さらに機能が違うためTouch IDとFace ID以外の機能と総合的に判断する必要があるでしょう。

操作性の違いを比較

iPhone 8 Plusはホームボタンがあるので、ホーム画面を表示する或いは戻る操作をする際に、このボタンを多用します。iPhone Xはホームボタンがないので、従来のホームボタンに割り当てられた機能が画面下部からスワイプアップするジェスチャーに置きかえられています。

これまでiPhoneシリーズを長年使ってきたユーザーからすると、iPhone Xのスワイプアップによるジェスチャーは最初は慣れずに違和感を感じるかもしれません。ジェスチャーの違いはありますが、どちらも慣れによって操作は快適に行えます。

カメラ性能の違いを比較

iPhoneの性能を評価する上で重要なのがカメラ性能です。シーンを選ばずに手軽に高画質な写真を撮影できるiPhoneのカメラは日常的に重宝するツールであり、機種選定する上で重要なポイントとなります。

iPhone 8 PlusとiPhone Xでは1,200万画素の広角カメラと望遠カメラと搭載したデュアルレンズカメラ仕様です。iPhone Xの望遠カメラのF値は2.4で、8 PlusのF値2.8の望遠カメラより集光能力が高く、より鮮明で暗い場所での撮影に強いという違いがあります。

まとめ

iPhone 8 Plusは2017年に発売されたということもあり旧型に感じますが、その分完成度が非常に高い製品です。自分が求めるものと照らし合わせて、最適なiPhoneを見つけましょう。

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