iPhone xsは今でも人気!サポートはいつまで?まだ先も使えるのか解説
2018年に発売されたiPhone XS。初代iPhoneから10周年の記念モデルとして登場した「iPhone X」の後継機として注目を集めました。
そんなiPhone XSですが、サポート終了期限はモデル発売から5年程度が目安とも言われていることから、2023年現在いつまで使うことができるか不安に感じる方も少なくないでしょう。
そこで、iPhone XSがiosのアップデートにいつまで対応できるのか、修理のサポートはいつまで受けられるのか、調べてみました。
結果、2023年3月現在においてはおそらく2024年まではOSサポートにも対応して使用できるのではないかと考えられています。また、修理サポートについても2024年秋頃を目処に見通しを立てておくと良いというのが予想です。
iPhone XSを使用している方や、これから中古で機種を購入しようと考えていた人は参考にしてみてください。
iPhone xsの特徴は?
まずはiPhone xsのスペックを見ていきます。
容量 | 64GB,256GB,512GB |
サイズ | 高さ143.6 幅70.9 厚さ 7.7mm |
重さ | 177g |
ディスプレイ | 5.8インチ HDRディスプレイ2,436×1,125px 458ppi |
カラー | シルバー , スペースグレイ ,ゴールド |
チップ | A12 Bionic |
メインカメラ | 広角:約1,200万画素 F1.8望遠:約1,200万画素 F2.4 |
インカメラ | 約700万画素 F2.2 |
耐水・防塵 | IP68等級(水深2mで30分) |
iPhone XSモデルはiPhone Xの後継機ということで、いくつか新たに加えられた機能、性能が向上した部分があります。
まず、ストレージの容量に512GBのモデルが登場しました。写真や動画をたくさん保存する方や、アプリをたくさん入れて楽しみたい方にとっては大変嬉しいモデルです。
搭載するチップもA11 BionicからA12 Bionicへとアップデートされました。さらなる処理機能の向上による操作性の高まりに期待が持てます。
また、耐水、防塵の等級もIP67等級からIP68等級へとアップしました。水回りでの使用も安心感が増しました。
カラーバリエーションも「ゴールド」が加わり色を選ぶ楽しみも増えました。
カメラ機能はiPhone Xとは変わりはなかったようです。
iPhone xsが人気の理由
iPhone XSが登場し、機種を変更した人は元々iPhoneSEやiPhone7、iPhone8を使用していた人が多くいました。
機種変更をした人の多くがその操作性のスムーズさや処理性能の高さ、カメラ機能の充実に驚かされました。
具体的にどのような違いがあって人気を集めていたのかまとめてみました。
操作性の高さ
iPhoneを使用する際、反応速度や読み込みが遅いとイライラしますよね。iPhone XSではA12 Bionicのチップを搭載しており、処理スピードが格段に早くなりました。
具体的には次のような操作がスムーズになりました。
・文字入力
・ブラウザのスクロール
・複数アプリ起動時の動作
・アプリの起動
・アプリの切り替え
これはストレスなく操作ができそうですね!
A12 Bionicのパフォーマンスの高さが伺えます。
デザイン
iPhonexにはなかった「ゴールド」がカラーバリエーションに追加されました。ゴールドの醸し出す高級感が人気で一時品薄になることもあったほどです。
ホームボタンがなくなった
iPhone8までの端末には搭載されていたホームボタンが、iPhone Xシリーズからなくなりました。iPhone XSにもホームボタンはなく、これまでホームボタンに使い慣れていた人からしたら少し戸惑う部分もありました。
しかし、ホームボタンがなくなった分、ディスプレイのサイズ感は大きくなり、表示される情報量も増え、その利便性に喜びの声が多く聞かれました。
ホームボタンがなくなれば、きちんとその操作に対応していく、人間の適応力の高さにも感心です。
ディスプレイ
ディスプレイのサイズは5.8インチです。iPhone8では4.7インチだったことを考えるとかなり大きく感じることでしょう。
iPhone XSは有機ELディスプレイを採用しているので、明暗差がハッキリしているのが特徴です。「黒」を表示した際に、より本物に近い「黒」を表現してくれます。高精細な表示で画面が美しく映し出されます。
カメラ機能の向上
iPhoneの新モデルにカメラ機能の向上を期待する人も少なくないでしょう。iPhone XSでもカメラ機能に大きな変化が加えられました。
主な改善点や新機能はこちらの通りです。
・夜景撮影時に生じる白い光を抑えてくれる
・ポートレート機能を搭載
夜景はiPhoneではうまく撮れないと諦めていた人でも、プロのような写真を撮ることができます。写真撮影が四六時中楽しみになります。
iPhone xsのサポート終了はいつまで?
2018年に発売され、2019年9月に発売が終了したiPhone XSですが、2023年の今現在、発売終了から4年目を迎えています。
「発売終了から5年間」というのはAppleのサポートの機関の目安とこれまでの実績から予測されることが多い基準です。
ここでいうAppleのサポートというのは、OSサポートと呼ばれるIOSのアップデートにいつまで対応できるかというものと、Appleが端末の修理にいつまで対応してくれるかという2つのことを指しています。
OSサポートはいつまで受けられる?
iPhoneを使用していれば定期的に実施されるIOSのアップデートがあるのを知っていますよね?
これは、iPhoneは定期的に行われる「アップデート(ソフトウェアの更新)」によって、新しい機能が追加されたり、セキュリティ上の弱点が解消されたりします。アップデートはスマホをより便利に、安全に使うためには欠かせない機能ということです。
しかし、そのバージョンが更新されるごとに古い端末ではそのアップデートのサポートの範囲から外れてしまうことになるのです。
2023年3月現在ではiOS16となっており、対応機種は以下の通りとなっています。
・iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
・iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
・iPhone 12 / 12 mini / 12Pro / 12 Pro Max
・iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
・iPhone XS / XS Max / XR
・iPhone X
・iPhone 8 / 8 Plus
・iPhone SE(第2世代以降)
修理サポートはいつまで受けられる?
発売終了から5年と考えれば、Appleの修理サポートは2024年秋頃までは受けられるのではないかと予想されています。
iPhone xsはまだ使える?
iPhone XSはまだサポートの範囲内なので使用が可能です。しかし、次の次くらいのアップデートには要注意が必要かもしれません。
2024年まではひとまず心配は入りませんが、それ以降は早い段階でサポートの対象から外れる可能性があると意識しておきましょう。
また、OSサポート期間を過ぎても使用できないわけではありません。
しかし、アップデートされないことでセキュリティが脆弱になる可能性が高まってしまいます。できれば早めの機種変更をおすすめします。
まだ使いたいという希望がある場合には、AppleIDの認証を2ファクタ認証で設定するなど対策をするのがいいでしょう。
まとめ
2023年で発売開始から5年を迎えるiPhoneXS。今後、いつまでOSサポートを受けられるのか解説しました。「OSサポートの対象から外れる」ということがどういうことか知らない人も少なくありません。
サポートから外れるとセキュリティ面でリスクが生じます。正しく対処した上で機種変更の時期も検討していきましょう。
いずれにせよ、これまでの実績から考えれば2024年秋頃まではサポートの範囲内で使用することはできそうです。