iphone12 13の違いとは?
iPhone12の後継機種はiPhone13ですが、中古でどちらを選ぶか迷っている方もいると思います。
iPhone12は2020年10月23日、iPhone13は2021年9月24日にそれぞれ発売され、その後2022年9月16日にiPhone14が発売されました。
このため、iPhone12やiPhone13は値段が下がるため、中古で安く買いたい方もいると思います。
今回はiPhone13とiPhone12の違いを項目別に紹介し、それぞれの変更点を解説していきます。
iPhone12とiPhone13のそれぞれのスペック
iPhone12とiPhone13の機体スペックを比較すると以下のようになります。
項目 | iPhone12 | iPhone13 |
サイズ | 146.71×71.5×7.4mm | 146.7×71.5×7.65mm |
重さ | 162g | 173g |
CPU | A14 Bionic | A15 Bionic |
ストレージ | 64GB・128GB・256GB | 128GB・256GB・512GB |
iPhone13はA15 Bionicが搭載され、従来のA14 Bionicよりキャッシュメモリが2倍になり32MBに増えました。このため、多くのアプリを稼働させることが可能になり、容量が制限されないため使い勝手が良いです。
サイズや重さはiPhone13のほうがiPhone12よりも大きく、厚さが0.25㎜、重量が11g上がっています。ストレージはiPhone12は64GB、128GB、256GBがありますが、iPhone13は128GB、256GB、512GBになります。
このため、iPhone13はiPhone12と比べると端末が厚く重量が重く、ストレージが大きくなっていることがわかります。
iPhone12とiPhone13の価格を比較
iPhone12とiPhone13の本体価格を項目ごとにまとめると以下のようになります。
ストレージ | iPhone12 | iPhone13 |
64GB | 92,800円 | 取扱なし |
128GB | 99,800円 | 107,800円 |
256GB | 114,800円 | 122,800円 |
512GB | 取扱なし | 152,800円 |
iPhone13とiPhone12の違いは価格と取り扱うストレージであり、64GBがなくなりその代わりに512GBが追加されました。
また、iPhone13は同じストレージでもiPhone12と比べて8,000円高いですが、そのほかの項目を確かめると割に合うかどうか判断できると思います。
2022年7月にはiPhoneのすべての機種は円安の影響で平均1万円上がりましたが、同年9月に後継機種のiPhone14が発売されて値下げされました。
また、上記の価格は新品のため、中古のiPhone販売店ではさらに安くなります。
iPhone12とiPhone13のバッテリーを比較
次に、iPhone12とiPhone13のバッテリー性能は以下のようになります。
項目 | iPhone12 | iPhone13 |
容量 | 2.815mAh | 3.227mAh |
ビデオ再生時間 | 17時間 | 19時間 |
オーディオ再生時間 | 65時間 | 75時間 |
iPhone13はiPhone12と比べるとバッテリー性能が上がりましたが、厚みが0.25㎜増しています。
このため、スマホケースはそれぞれ別のものになり、併用できないため注意が必要です。
しかし、バッテリー性能が以下のように大きく上がったため、パフォーマンスが良くなっているといえます。変更点はビデオ再生時間は2時間、オーディオ再生時間は10時間長くなり、動画撮影を楽しめるようになりました。
また、iPhone12から5G対応でしたが、iPhone13はバッテリー性能が上がったことでその恩恵を受けやすくなっています。
iPhone12とiPhone13のカメラ機能を比較
iPhone12とiPhone13のカメラ機能を項目ごとに比較すると以下のようになります。
項目 | iPhone12 | iPhone13 |
広角カメラ | 焦点距離 | 26mm |
画素サイズ | 1.4µm | 1.7µm |
絞り値 | F1.6 | |
そのほかの要素 | 光学手ぶれ補正 | 光学手ぶれ補正センサーシフト |
超広角カメラ | 焦点距離 | 13mm |
絞り値 | F2.4 | |
その他 | シネマティックモードフォトグラフスタイル |
iPhone13のカメラ機能は、画素サイズや手ぶれ補正の方式が加わったこと以外はすべてiPhone12と共通しています。
変更点の目玉はセンサーシフト式の光学手ぶれ補正機能が追加されたため、安定した動画を撮影したい方におすすめです。また、両方とも画像のモードを切り替えられるため、Instagramなどで鮮明な画像をアップできます。
iPhone12とiPhone13のカラーや素材を比較
iPhone12とiPhone13のカラーや素材をまとめると以下のようになります。
iPhone12 | iPhone13 | |
カラー | ・ブラック・ホワイト・グリーン・ブルー・レッド・パープル | ・ピンク・ブルー・ミッドナイト・スターライト・レッド |
素材 | ・素材:アルミニウム・背面:ガラス・側面:マット仕上げ |
iPhone12とiPhone13はカラーのラインナップが異なり、選択肢が減っていることは残念ですがおしゃれな色になっています。一方で、素材に関しては共通であるため、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
iPhone12がおすすめの人は?
iPhone12は2024年2月の時点では2世代前のモデルになりますが、プロフェッサーに「A14 Bionic」を採用し処理性能や演算性能にすぐれています。
一般的に、iPhoneは新機種になると価格が高くなるため、前のバージョンを中古で買うと出費を減らせます。このため、iPhone12がおすすめの人は以下のようになり、当てはまっていれば価格が高いiPhone13を買わなくても事足りるでしょう。
・重さが軽い端末にこだわる人
・容量が少なくても困らない人
重さが軽い端末にこだわる人
iPhone12は重さが133gであり、iPhone13と比べると薄型で持ち運びに便利です。このため、ポケットに入れやすく足場が不安定な場所でも操作ミスを減らせ、ディスプレイのサイズは同じであるため問題はありません。
容量が少なくても困らない人
iPhone12は64GBモデルがあり端末価格が最安値になるため、メールや電話、カメラ機能などで事足りるなら迷わず選びましょう。一方、iPhone13は最安値の端末でも64Bモデルがなく128GBモデルになり、価格はiPhone12の64GBモデルよりも15,000円アップします。このため、安さにこだわるならiPhone12でも問題がないため、コスパにすぐれた64Bモデルをおすすめします。
iPhone13がおすすめの人は?
iPhone13はiPhone12を進化させた機種になりますが、64GBモデルがなく128GB、256GB、512GBになります。また、iPhone13は同じ容量のモデルでもiPhone12より定価が8,000円高いため、ビデオ撮影やカメラを頻繁に使わないなら次の機会に購入することをおすすめします。
以上の点を踏まえてiPhone13がおすすめの人は以下のようになり、買う前に該当しているか確かめておきましょう。
・バッテリー持ちが良い機種を求めている人
・容量が大きい端末を求めている人
・本格的な動画を撮影したい人
バッテリー持ちが良い機種を求めている人
iPhone13の売りはバッテリー持ちの良さになり、ビデオの再生や動画の視聴をメインに使う人に向いています。また、外出する機会が多く充電の回数や時間を減らしたい場合に最適で、肝心なときにバッテリー切れになる心配をせずに済みます。
容量が大きい端末を求めている人
iPhone12は最大で256GBモデルですが、iPhone13 Proシリーズなら512GBモデルになります。このため、多くのアプリを利用したりカメラやビデオを頻繁に使う人にピッタリで、音楽や動画のオフライン再生も可能です。
ビデオ性能にこだわる人
iPhone13はiPhone12と違いシネマティックモードがあるため、ビデオ撮影の性能が上がっています。また、フォーカス機能や切り替えを自動でできるため、映像の編集をスムーズにできるためYouTuberなど動画を頻繁に撮影する人におすすめです。
まとめ
iPhone13は2021年9月に発売され、iPhone12の11ヶ月後にバッテリー持ちが良くなり容量が大きくなるなど進化しました。また、iPhone13から1年後に後継機種であるiPhone14が発売され、中古で買えば端末価格が安くなります。
iPhone13はiPhone12よりバッテリー持ちが良く性能がアップし、カメラや動画の撮影を本格的に楽しめます。しかし、iPhone13はiPhone12と比べると同じ容量でも価格が高めであり、64GBモデルを取り扱っていないためきちんと確かめてから選びましょう。